出版社 : 集英社
高2の街子と沙保里は、水泳部の仲よしふたり組。もっとも街子が色黒ボーイッシュなのに、沙保里は色白の美形で性格もA、トーゼン男の子にもてるのは沙保里なんだけど。でも、街子は夏休みの合宿が楽しみ。だって憧れの新見先輩がコーチに来てくれるんだもん。サッカー部の和哉なんてケーハク男を沙保里が好きだってのはしゃくだけどね…。恋と友情にゆれる少女たちの、夏物語。
諸岡喬が勤務する相互製薬は癌攻撃因子COFを研究開発中だったが、ライバルの三和化薬はTOFを開発、臨床試験に入っていた。あせる相互製薬の上層部は一刻も早くCOFの臨床試験に入るよう諸岡に命じた。そんな折も折、諸岡の義母が胃癌で入院。こともあろうに義母にTOFが投与されると知ったとき、彼の脳裡に恐るべき考えが浮かんだ…。
誰が運命の〈明日〉を予測しただろうか。原爆投下の前日、長崎の人びとは迫りくる死の影も知らず、いつものように愛し、傷つき、生きていた…。核時代の〈今日〉を鮮烈に問う。(解説・秋山 駿)
報酬は、1000万円と結婚!愛人殺しの容疑をかけられた青年から、意外な申し出を受けたOLの冴子。貯金が趣味の彼女、喜んで調査を開始した…。楽しい恋&冒険&ミステリー。(解説・大関弘政)
一人の青年が丹沢山で記憶喪失の状態で発見された。手掛りは素晴らしい迫力のトランペットと流暢な英会話ー。親切な江田刑事と娘ミズエの助けを受けながら、青年の過去を求める単独行が始まった。だが、行く手を阻む黒い魔手、そしてその向うに見えかくれする大実業家夫人の不可解な動き…。愛することの切なさと歓びを見事に讃う長編サスペンス・ロマン。
俺をハメたのは誰だ?横浜の夜、容疑者を射殺し、刑事の職を追われた梶。あれから4年、事件の謎に迫って凄絶な戦いが始まった…。復讐に命を賭けた男の挽歌。鮮烈なデビュー作。(解説・勝目 梓)
完全犯罪なんてカンタンさ!1滴で致死量。体内に入って24時間後に効き目があらわれ検出不可能。そんな完全犯罪を約束する猛毒が手から手へと渡る…。オムニバス・ミステリー。(解説・氷室冴子)
遠山金四郎景晋の配下、花房一平は不正を取り締まるため京へ上った。清水寺から町を眺めていると…。表題作他、殺人事件のカラクリに挑む一平の活躍を描いた作品集。(解説・伊東昌輝)