小説むすび | 出版社 : 集英社

出版社 : 集英社

偶然仕掛け人偶然仕掛け人

あなたの“偶然"、ホンモノですか? 奇跡を操る者たちの、愛と友情、人生哲学を描きだす 指令に基づき、偶然の出来事が自然に引き起こされるよう暗躍する秘密の存在ーーそれが「偶然仕掛け人」。 新米偶然仕掛け人のガイは、同期生のエミリー、エリックと共に日々業務をこなしていた。しかし、ある日何とも困惑する指令が届く……。 もしもあの時の出会いが偶然じゃなかったら? もしも誰かが自分の人生を操っていたとしたら? そんな“もしも"を物語にした、人口870万人のイスラエルで4万部を飛ばした大ヒット作品。 「ぼくは運命と自由意志の問題に魅了されているんだ」--著者 「カルヴィーノやフィリップ・K・ディックを思わせる」--ジョナサン・キャロル(作家) 【著者略歴】 ヨアブ・ブルーム Yoav Blum 作家、ソフトウェア開発者。デビュー作である本書「 THE COINSIDENCE MAKERS 」は人口およそ870万人のイスラエルで4万部のベストセラーとなり、16ヵ国で版権が取得された。現在は妻、娘とともにイスラエルに暮らしている。(小説でもソースコードでも)何も書いていないときは、「大きくなったら何をしよう」と想像をふくらませている。 【訳者略歴】 高里 ひろ(たかさと・ひろ) 英米文学翻訳家。上智大学卒業。ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』『凍氷』『白の迷路』『血の極点』(集英社文庫)、スティーヴ・ロビンソン『或る家の秘密』(ハーパーBOOKS)、シェイン・クーン『インターンズ・ハンドブック』(扶桑社ミステリー)ほか多数。

平安あや解き草紙 〜その姫、後宮にて天職を知る〜平安あや解き草紙 〜その姫、後宮にて天職を知る〜

いきおくれ女子・伊子が後宮の事件を次々に解決!? 平安お仕事ミステリー! 時は平安。過去に入内の話はあったものの立ち消えになってしまい、婚期を逃したまま実家に居座っている藤原伊子(かのこ)。 当時の結婚相手となるはずだった東宮は早世し、彼の息子が現在の帝である。 ところが、ここにきてなぜかその帝が伊子の入内を希望してきた。彼は十六歳、伊子はその倍の年齢だ。 いくらなんでも無理でしょう、と断るために出かけた先で、伊子が再会したのは十年前に別れた恋人、嵩那(たかふゆ)。 彼との関係は誰にも知られていないけれど、処女ではない身で入内なんてできないと思っていたのだ。 だが帝の熱烈な要請によって、尚侍として後宮に入ることになってしまった伊子に謎の人物からの脅迫文が届き…!? <目次> 第一話 花の色はうつってしまったけれど 第二話 悪くはないが、もう少し考えてみよう 第三話 ないものを求めてもしかたがない 第四話 人それぞれ思うことはちがう 第五話 言ってはいけないことと言わなくてはいけないこと

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP