出版社 : 飛鳥新社
衝撃のベストセラー『ホット・ゾーン』から3年。プレストンが放つのは、エボラ・ウイルスを超えた戦慄。想像を絶する恐怖が、いまそこに!アメリカ、イラク、ロシアにおける生物兵器開発の恐るべき機密を暴露。
主婦リー・アデルマンのもとに、ある日、一枚の絵葉書がとどく。それは、かつての恋人ファウラーからのものだった。再会したファウラーはしかし、不治の病に冒されていた。死を間近にした恋人か、それとも家族か?リーの心は激しくゆれる…。
父は映画の脚本家、母は高校教師、優秀な三姉妹-モゼル家は、ロサンゼルスの高級住宅街に住むインテリ家族だったが…。ある日、母が家族を捨てて同僚の教師と駆け落ち。残された父はアルコール依存症と躁鬱病にかかり、耄碌していく。やがて独立した三姉妹は、次女のイヴを中心に、次々と騒動を起こす父の面倒をみることに…。
クリスマス・イヴまであと三日。南カリフォルニアの老人ホームにいる孤独な老婦人ふたり。一方だけが善と信仰と希望とを今でも信じている。そうして自分の子どもたちに電話をかけさえすれば、見知らぬ旅人「ストレンジャー」に対する思いやりが存在することを証明できると思っている。ところが、信じられないようなことが起こって、ふたりの人生観は根底から揺さぶられることに…。
インドネシア・スマトラ島で謎のウイルスが猛威!女性ジャーナリスト、ホリー・ベッカーは現地にいる双子の娘の身を案じて、アメリカ陸軍のカーメン・トラヴィス中佐はウイルス殱滅を期す探査隊を率いて、それぞれ“災厄の島”へ向かう。そして、カーメンのもとに送られてきた一通のアメリカ軍極秘文書のコピー…。幾重にも錯綜した謎が、スマトラのジャングルとアメリカの時空を越えて、結びついたとき、正体不明のウイルス“九日目の悪魔”の真実が明らかになる…。
たしかに時の流れのなかで日本共産党は輝いていないかもしれない。しかし、一見その時の流れに外れて光が当たってないものにこそ、明日の輝きがあるはずだ。この本はあくまでもシミュレーション小説の方式をもちいているが、明日おこったとしてもまったく不思議ではない。混迷極まる政治状況の中、唯一我が道を進む日本共産党に明日はあるのか。鬼才が放つ書き下ろし第二弾。