出版社 : 鳥影社
千年の夢 戦国・江戸(宝暦)篇千年の夢 戦国・江戸(宝暦)篇
岐阜郡上市に残る歴史ロマン第二弾!戦国の世に郡上の平和を祈り、この地に文化の華を咲かせた武将の物語(第三話)。江戸時代の郡上一揆(宝暦騒動)は、非暴力主義を貫きながら領主を倒したという、史上特筆すべき農民一揆だった(第四話)。
月台(Urasima no Monogatari)月台(Urasima no Monogatari)
あの世とこの世のプラットホーム「月台」で乙姫はよみがえるのか?変幻自在に進化しつづける竜宮城の物語。
血赤さんご血赤さんご
小夜子は切り口を指でなぞりながら、ゆっくり二つを合わせてみた。するとさんごは、互いの傷口を吸い寄せるかのように一分の隙もなく重なり、ひとつになってしまった(「血赤さんご」より)。7つの短編と、児童文学1編。
神々の黄昏神々の黄昏
失踪した女友達の夫が残した「神神の黄昏」と書かれたノート。そこには「沈黙の島」硫黄島守備隊二万一千人から、米軍に救い出された生き残り一千名のうちの一人であることが綴られていた。この硫黄島の徹底した抵抗がもたらしたものは何であったか。表題作他三編を収録。
この国のために─川路聖謨伝〈全二巻〉この国のために─川路聖謨伝〈全二巻〉
豊後日田代官所の下級役人の子から、勘定奉行にまで登りつめ、幕末開国時のロシアとの外交交渉に当たった最後の幕臣川路聖謨。その毅然とした態度と明敏さでロシア使節に誇り高き日本人の典型を示した。国家の命運を背負った最初の外交官の姿を活写して、北方領土問題の原点に迫る史伝文学の記念碑!
千年の夢 : 碧き地球の上で煌めく炎とともに(鎌倉・室町篇)千年の夢 : 碧き地球の上で煌めく炎とともに(鎌倉・室町篇)
岐阜県郡上市に790年も囲炉裏の炎を消さないで守り続けている家がある。炎のメッセージに込められた意味とは?いにしえ人の息遣いが時空を超えて伝わる歴史物語第一・二話。