出版社 : KADOKAWA
「迷宮踏破」に挑むフィーレンダンクの一行。 強さを増す「魔獣」と立ちはだかる「階層主」。 隠された迷宮の「秘密」、そして「過去の転生者」の願いーー。 アリアたちの“想い”に、ジンは“新たな覚悟”を導き出す。 リエンツに集う“仲間たち”は、ジンに“さらなる力”をもたらす。 紡いだ絆を力に変え、冒険者たちはリエンツを襲う“最大の脅威”に立ち向かう!! シリーズ累計10万部突破の大人気ファンタジー、待望の6巻!!
村人・鏡は湧き上がる復讐心に葛藤していた。 仲間を失い、しかし得たものは一つもなかった。 それでも、前に進むしかない。 逃走した來栖を追うために。アリスの命を守るために。アースクリアの世界を救うために。 鏡は、フォルティニア王国を管理する、北の大地ロシアへと向かった。 「役割による強さの限界とか…… 数による力の差とか……そんなの関係ない。 負けるからなんて理由で俺は立ち止まりたくない……。 この命が尽きるまで、あいつとの約束を…… いや、俺自身が叶えたい夢のために!」
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。 錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、 ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。 ーーそこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。 都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。 それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。 ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!
世界も家族も嘘だったーー 巨大ドームの中で生まれ育った少年と少女の、真実を勝ち取る戦いが、今、始まる。 「絶対に行きたい場所があるんだ。今は存在しない湖、アラル海」 将来的な火星移住を見据えて始まった、疑似的テラフォーミング実験「スフィア計画」。十数万単位で選抜された住人が超巨大ドームで30年暮らすその実験が終了が、残り10年と迫っていた。そんな中、突然ドームが、外の世界からの情報が断絶する異常事態に陥る。長期化する断絶で孤立する住人。次々に起こる不可解な事件。低下する酸素濃度、暗躍する謎の集団……いったい外では何が起こっているのか? 思いもよらない形で事件に巻き込まれた高校生・拓真は、家族さえ信じられなくなった孤独の中、真実を知るために動き始めるが……。 管理された世界に抗う少年と少女が、戦いの末に選んだ道とは? 自由の価値と幸福の意味を問う、衝撃の問題作! プロローグ 一章 光子(フォトン)の日 二章 断絶 三章 外へ エピローグ
空が色をなくした冬の北海道・江別。柊令央は、ビストロ勤務で得る数万円の月収と、元夫から振り込まれる慰謝料で細々と暮らしていた。いつか作家になりたい。そう思ってきたものの、夢に近づく日はこないまま、気づけば四十代に突入していた。ある日、令央の前に一人の編集者が現れる。「あなた今後、なにがしたいんですか」。責めるように問う小川乙三との出会いを機に、令央は母が墓場へと持っていったある秘密を書く決心をする。だがそれは、母親との暮らしを、そして他人任せだった自分のこれまでを直視する日々の始まりだった。自分は母親の人生を肯定できるのか。そして小説を書き始めたことで変わっていく人間関係。書くことに取り憑かれた女はどこへ向かうのか。
26歳の守は地方都市の社会福祉事務所で、生活保護受給者(ケース)のもとを回るケースワーカーとして働いていた。曲者ぞろいのケースを相手に忙殺されていたその夏、守は同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースである22歳の女性に肉体関係を迫っていることを知る。真相を確かめるために守は女性のもとを訪ねるが、やがて脅迫事件は形を変え、社会のドン底で暮らす人々を巻き込んでいく。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出をもくろむ地方ヤクザ。負のスパイラルは加速し、ついには凄絶な悲劇へと突き進むーー。
映画『64-ロクヨンー』(横山秀夫/原作)を手掛けた瀬々敬久監督により2017年秋、実写映画化! 現役AV女優・紗倉まなの小説デビュー作が待望の文庫化。 AV出演歴のある母親を憎む少女、あやこ。家族に黙って活動を続ける人気AV女優、彩乃。愛する男とともに上京したススキノの女、桃子。夫のAVを見て出演を決意した専業主婦、美穂。四人の女優を巡る連作短編小説。
高校生、藤沢大和(ふじさわ・やまと)はある日ーー死んだ。 しかし、幼なじみの少女、青山凛虎(あおやま・りんこ)はこう告げる。 「わたしがちゃんと生き返らせる。死なせないよ『今度は』」と。 ーーこれは『終わりの物語』だ。郡上踊りが終わるまでの間、死と生が入り混じるこの場所で、『なぜ死んでしまったかも忘れ』そこに存在している大和。そして、『ある秘密』を抱えながらも、大和を生き返らせようとする凛虎。不器用で、真っ直ぐで、凛としたひと夏が今ーー「終わる」。 雑誌『ダ・ヴィンチ』で好評を博した、恋愛小説の名手が紡ぐ、夏の奇跡の物語、待望の書籍化!
北海道綾志別町の妖怪課職員となった秀也のもとに、前任地での恋人・ゆいが赴任してきた。仕事と恋の狭間で揺れ動く微妙な距離感の中、立て続けに起こる妖怪騒動。馬の飼い葉を盗み、壁をすり抜ける妖怪、捨てても帰ってくる人形、伊里菜をつけまわす怪しいフードの男、ゆいを襲う恐怖の赤い実…騒動にかかわる帝政ロシア時代の秘密が明かされるとき、秀也に思いもよらない別れが…。お仕事&妖怪物語“北国の巻”、解決編。
激動の幕末。若き神官の祝井信吾は、「常勝の御太刀」の霊験を以て日の本を統べるべき人物を一年に亘り各地で探していた。諦めかけた矢先、桂小五郎、坂本龍馬と出会った信吾は、無私の精神で日本の将来を語る彼らを見て心動かされ、独り長州へ向かう。そこでは、異国からの襲撃を受け混乱する中、高杉晋作が抜群の統率力を誇っていた。彼こそが御太刀を託すべき者なのか。だが直後、信吾は大器・西郷隆盛と邂逅するー。
黒船来航以降、時代への焦慮がみなぎる南国の雄藩薩摩。藩主島津斉彬を慕う樺山小一郎は、西郷吉之助(隆盛)や大久保市蔵(利通)らと奸臣誅殺を企てひとり江戸へ向かう。しかし、計画は失敗に終わり小一郎は消息を絶った。小一郎の琵琶歌に魅せられ恋心を抱く大阪芸者のお葭は、彼の汚名をそそぐため江戸へ。同じく小一郎の行方を追う西郷とともに捜索をするが…?維新前夜の激流を生き抜いた若者たちの青春群像劇!
編集者の瀬名あさひが担当しているのは、覆面作家の御崎禅。 その正体は、なんと吸血鬼。 人外の存在が関わる事件について、警察に協力している彼のもとへは、 次々と奇妙な話が舞い込んでくる。 ある日、警視庁異質事件捜査係の夏樹から、 死んだ人が化けて出ているという噂話が持ち込まれ、 現場の公園へ行ってみると、確かに死んだはずの男性が子供と話をしていた。 彼の正体は一体……。 番外編「あたしのご主人様のこと」も収録。 第一章 死者のよみがえり事件ーーゾンビは肉を食べるのか?-- 第二章 美女の首抜け事件ーーアリエルがうらやましいと、彼女は言ったーー 第三章 ドッペルゲンガー事件ーーそれでも決して譲れないものがあるーー 【extra】 あたしのご主人様のこと
高校二年生に進級し、小春(こはる)を取り巻く環境が少しずつ変化していく中、京都では不穏な事件が続発しつつあった。 事態を重く見た澪人(れいと)は、小春(こはる)や朔也(さくや)たちと対策チームを結成し、かつて京都に張りめぐらされた守りの結界を修復しようとする。 一方、小春は胸にわだかまる謎の「後悔」の理由を解き明かすために、自らの前世を全て知ろうとする。 そこには、切なすぎる真実が秘められていて……。 大好評、京都舞台の不思議な成長物語、切ない新展開!
かつて鍵開けの名人だったはじめは、泥棒から足を洗い小さな町工場で働いていた。しかし出所した先輩泥棒の畠山に脅され、泣く泣く盗みを手伝わされることに。忍び込んだ先は絵本作家の豪邸だった。嫌々ながらもふたりで金品を物色していると、不意に何者かが玄関に入ってきた。はじめは自分が家主であると嘘をつき必死に演じるが、今度は“本物の”家主である絵本作家がリビングに現れ・・・・・・。曲者たちの騙し合いの結末は!?
吉祥寺のガーデンショップに居候中の大学生・保。兄のような存在である庭師の啓介が、実はすご腕の陰陽師でもあると最近知ったが、それ以上詳しいことを教えてもらえないのが不満の種だ。 そんなある日、保と啓介は庭の手入れを依頼され、練馬の一軒家を訪れる。だが突然井戸から黒い煙のようなものが噴き出し『うそ…つき……』という女の声が。そしてさらに災いは連鎖していき──!? 大ヒット作「少年陰陽師」の著者が贈る、現代の陰陽師ものがたり、第2弾! ここでしか読めない文庫書き下ろし掌編も収録! 【主な登場人物】 丹羽 保 大学一年生。あやかしに好かれやすい体質。 久世 啓介 ガーデンショップ「栽ーSAI-」の庭師にしてすご腕の陰陽師。 久世 弓弦 啓介の超絶美形の異母弟。なにかと保を気にかける。 一話 実らずの柿と人待ちの夕べ 二話 移り気の花とささやきの井戸 三話 きざしの髪と幽世の水辺 四話 送りの風と帰らじの笹船 昔話 目先の得といつかの禍(文庫書き下ろし)
杜の都、仙台で暮らす村田カエデ27歳。ぽっちゃり体型の優しい彼氏あり。地元の信金勤務の平凡な人生を送っていたーお鈴さんに出会うまでは。彼女は超がつくわがままお嬢さま。さらに問題なのは幽霊であること!?でもお人好しで憎めない、変わった幽霊なのだ。困った人を放っておけず騒動ばかり引き起こす。今日もカエデたちを巻き込み大騒ぎに!?楽しく笑い、ほろりとさせられる。読んだ後に優しい気持ちになれる物語。
凡庸を嫌い、「上品」を好むデザイナーの僕。正反対な婚約者には、さらに強烈な父親がいてーー。(「アメリカ人の王様」)不器用でままならない人生の瞬間を、肉の部位とそれぞれの料理で彩った傑作短編集。
2009年9月、スウェーデンの警備会社の屋上にヘリコプターで降り立ち、5億円を奪った4人組。年齢も国籍もバラバラの彼らは、いかにして計画し、実行にうつしたのか!?