小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

SIGNAL シグナルSIGNAL シグナル

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年10月1日 発売

それは破滅への予兆か、人類への福音かーー。 電波天文台が奇妙な信号を捉えた。 調査の結果、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工的電波だとわかり、人類史上初めて地球外知的生命が確認されることとなった。 中学二年の芦川翔は、この人類史上最大の発見に大興奮するが、周囲の友人は冷めていた。 誰かと感動を分かち合いたい芦川は、高等部の先輩で天文学者を母に持つ男子生徒・朱鷺丘昴の存在を知る。 先輩なら、当然この大発見の意味も僕以上に理解しているはずだと確信し、朱鷺丘先輩に話しかけようと試みるが、先輩は極端に無口で滅多に人と交わらない変人だった……。 一方、宇宙から謎の信号を直接感知する人々が現れる。呼び集められた彼らは、ある実験を試みる……。 十七年後、研究者となった朱鷺丘が、シグナルの解析に成功する。 電波を発するようになって百年余りの人類に向けて、宇宙の彼方からシグナルを送り続ける「彼ら」の目的とは?  「彼ら」は地球にやってくるのか? 果たして人類の運命はーー。 『百年法』『代体』の著者が放つ“アオハル”SF長篇! 第一部  第一章 CONTACT  第二章 TRY  第三章 THEY 第二部  第一章 VISION  第二章 REIMS  第三章 REUNION  第四章 DIRAC  第五章 SIGNAL  終章 FUTURE

小説 滑走路小説 滑走路

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年9月24日 発売

いじめや非正規雇用など、自らの経験をテーマに短歌を発表し続けた萩原慎一郎。その初の作品集にして遺作となった歌集『滑走路』は、異例のヒットとなった。 同書を原作とする2020年秋公開の映画「滑走路」の小説版を、藤石波矢が執筆。 厚生労働省で働く若手官僚の鷹野は、激務の中で仕事への理想も失い無力な自分に思い悩んでいた。ある日、陳情に来たNPO団体から、非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストを持ち込まれ、自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、その死の理由を調べ始めるーー。 一方、30代後半に差し掛かり、夫との関係性や将来への不安を抱える切り絵作家の女性、幼なじみをかばったことでいじめの標的にされてしまった中学2年生の学級委員長の男子は、それぞれのフィールドで精いっぱい日々の生活を送っていた。 複数の人生が交差し、葛藤しながらも前に進む姿を描いた人生賛歌の物語。 映画の主演を務めるのは水川あさみ。切り絵作家・翠役を演じる。非正規雇用者の自殺問題に向き合う25歳の官僚・鷹野役に浅香航大、いじめの標的にされる中学2年生の学級委員長役に寄川歌太。脚本は『やめるときも、すこやかなるときも』の桑村さや香、監督は『マチネの終わりに』などの監督助手を務めた大庭功睦。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP