小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

怪談専門誌 幽 VOL.29(29)怪談専門誌 幽 VOL.29(29)

ゲーム『刀剣乱舞』の大ヒットを契機に若い人たちの間でブームとなり、「お刀女子」といった言葉が生まれるなど、現在も高い文化的関心を集める「刀剣」の世界。実は刀剣と怪談とは、『古事記』や『風土記』の昔から、切っても切れない妖しい関係にあります。 スサノオによる怪物ヤマタノオロチ退治と霊剣「天叢雲剣(草薙剣)」奪取の古代神話は、中世に至ると、ヤマタノオロチの怨霊による霊剣奪還の呪いへと変容を遂げ、『平家物語』の「剣ノ巻」などに語られるとおり、源氏累代の宝剣による妖怪退治の物語群に流入してゆきます。そして近世の読本、浄瑠璃、講談などにおける妖怪退治の武勇伝へと受け継がれてゆくのです。 こうした「破邪の霊剣」の系譜の一方では、所有者を血塗られた殺戮へと誘う「妖刀伝説」も、近世以降さまざまに形を変えて語られるようになります。 刀剣をめぐる妖異不可思議な伝承は、近現代の時代小説はもとより、伝奇アクションやモダンホラー、SFファンタジーなど、多様な文芸ジャンルの作家たちの想像力を掻きたて、多くの名作怪作を育んできました。 このたびの特集では、怪談専門誌ならではの観点から、霊剣妖刀の世界に、エイ! ヤア! トウ! と斬り込んで参ります。 『幽』編集顧問 東 雅夫 巻頭特集「刀剣怪談」 ・巻頭グラビア1  刀剣×怪異「遠野の赤」 描き下ろしイラスト:ホノジロトヲジ ・巻頭グラビア2  鍛刀アルケミー 〜刀剣誕生の神秘〜 ・日本怪談紀行  東雅夫 「蛇と刀の信州路 --千曲川の流れに沿って」 ・エッセイ漫画   かまたきみこ 「天地の刃文 〜長野刀剣あやかし巡り〜」 ・復刻       「アンソロジー 妖剣怪奇」/日夏耿之介「古刀譚」 ・特別寄稿     玉川奈々福×川崎晶平 ・インタビュー   東郷隆、小松和彦、渡邉妙子 ほか 小説新連載   ・京極夏彦 百鬼夜行シリーズ新作 小説連載    ・有栖川有栖/山白朝子/円城塔/織守きょうや  実話連載    ・藤野可織/中山市朗/福澤徹三/小池壮彦/松村進吉/安曇潤平  漫画連載    ・波津彬子/諸星大二郎/花輪和一/高橋葉介/押切蓮介/岸浩史 エッセイ&書評&企画  ・南條竹則 ほか

The MANZAI 十五歳の章 上(2)The MANZAI 十五歳の章 上(2)

中学二年の秋、転校生の歩はクラスメートの秋本に呼び出され、突然の告白を受ける。「おれとつきおうてくれ!」だがしかし、おまえもぼくもれっきとした男だろう! 驚愕のあと嫌悪する歩に、秋本は漫才コンビの話だと言って熱烈アプローチ。全身全霊で断る歩だったが、一方的に秋本のペースに呑まれ折しも秋の文化祭、劇『ロミオとジュリエット』を漫才でやる羽目に……。なんでそんなにぼくに構うんだよ、ぼくなんてこんなにつまらない人間なのに…。歩は前の学校で不登校になり、諍いになった両親の気分を変えようと姉が父をドライブに連れ出して事故死してしまった。遺された母と二人、母の実家近くに引越してきたが、歩の時間は止まっていた。しかし、秋本と出会ってから自分の時計の針が動き出すのを感じていた……。繊細かつユーモラスに描いた青春小説シリーズ第一弾。 おつきあい、発光少女 笑う人、笑わない人 悲劇のロミジュリ ふつうでないこと 未熟な革命 これからのロミジュリ The MANZAI △関係 雨の公園 ゲロゲロ事件 対策本部 情けなさとかっこよさ

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP