出版社 : KADOKAWA
弱小吹奏楽部にやってきた素性不明の顧問、ミタセン。変人ながらも類まれなる音楽センスによって超個性的な部員が揃う吹部を立て直していく。全日本コンクール金賞を目指し部員たちが奮闘する、爽やかな青春小説!
県大会出場をかけた大事な試合で右膝を怪我してしまった遼介。キャプテンが離脱し、桜ヶ丘中サッカー部は不穏な空気に包まれる。遼介たち3年生にとって、中学最後の大会となる夏の総体が1ヶ月後に迫っていたーー。
成南電気工科大学の「機械制御研究部」は犯罪スレスレの実験や破壊的行為から略称「機研(キケン)」=危険とおそれられていた。本書は「キケン」な理系男子たちの事件だらけ&爆発的熱量の青春物語である! 目次 第1話 部長・上野直也という男 第2話 副部長・大神宏明の悲劇 第3話 三倍にしろ!-前編ー 第4話 三倍にしろ!-後編ー 第5話 勝たんまでも負けん! 最終話 落ち着け。俺たちは今、 あとがき 解説 藤田香織
故郷を飛び出し静かに暮らす同窓生夫婦。夫は毎日妻の弁当を食べ、出社せず釣り三昧。行動を共にする後輩は、勤め先がブラック企業だと気づいていた。家事だけが取り柄の妻は、妹に誘われカフェを始めるが。
おちか一人が聞いては聞き捨てる、変わり百物語が始まって一年。三島屋の黒白の間にやってきたのは、死人のような顔色をしている奇妙な客だった。彼は虫の息の状態で、おちかにある幼子の話を語るのだが……
新人刑事・比奈子が里帰り中の長野で幼児のバラバラ遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる猟奇犯罪捜査班。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとに、ある手紙が届いていた。
未来医学探究センターで暮らす佐々木アツシは、真実を隠して中学生活を送っていた。彼の業務は、センターで眠る、ある女性を見守ること。だが彼女の目覚めが近づくにつれ、少年は重大な決断を迫られるーー。
『アルケミスト』の執筆後、守護天使に会うという課題を師から与えられたパウロは、天使と会う条件を知る“ヴァルキリーズ”という女性集団と過酷な旅を続け……。『星の巡礼』の続編が山川夫妻訳で登場!
1998年の夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは死の前後の記憶を失い、消えた自らの死体を探す青年の幽霊だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の秘密の冒険が始まるーー
写真部・有我遼平と占い女子・鉢町丹子は幼馴染みだが、高校生となった今は互いを避ける微妙な関係。あるとき弓道部で起こった「期待のエース突然退部事件」に巻き込まれた遼平の話を、偶然聞いてしまった丹子は、持前の洞察力を駆使し、事件の真相をこっそり言い当てる。図らずも遼平を救った丹子は、その日以来物陰から遼平に推理を伝える「壁越し探偵」となった。気になるのに近づけない。じれったい男女の恋と謎解きの青春。
将軍家斉お気に入りの台所人、鮎川惣介。人並み外れた嗅覚で数々の難事件を解決してきた。文政7年、麻疹の流行が去ったのも束の間、江戸で立て続けに6度もの火事が起こった。直後、惣介は町火消の勘太郎から「火事場で幼馴染みが死んだ真相を調べてほしい」と頼まれる。聞き込みで一連の火事が付け火だと気付き、犯人を捜す惣介。南八丁堀で出会った蛤鍋の亭主から聞いた思わぬ一言で、事件解決へと向かったはずがー。
ある夜、ジャングルで虎に追われた男の子が、狼の住む洞穴に迷い込んできた。母狼にモーグリと名付けられ、ジャングルの掟を学びながらたくましく成長し、 十年後ついにオオカミの王者となる。名作が甦る!
雑誌の副編集長をしている「わたし」。柄に合わない上司と部下の調整役、パートナーや友人との別れ…日々の出来事に心を擦り減らしていた時、山の魅力に出会った。四季折々の美しさ、恐ろしさ、人との一期一会。一人で黙々と足を動かす時間。山登りは、わたしの心を開いてくれる。そんなある日、わたしは思いがけない知らせを耳にして…。日常の困難と向き合う勇気をくれる、山と「わたし」の特別な数日間。
ねえ。 このうちって、とてもいいおうちよね。 ーーわたしの、理想のおうちだわ。 皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは……。 幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関に、 弟と同じ名前の少年が訪れた。 行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。 後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。 彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め……。 洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。 恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは……。 恐ろしくて、やがて切ない、 大人気シリーズ『ホーンテッド・キャンパス』著者による傑作ミステリ! (単行本『寄居虫女』改題)
ダイヤが原因で滅びてしまった一家。夫が妻に語ったある夏の出来事。後輩に対して威圧的な振舞いを続けた男の末路。混線した電話から小さく聞こえる誰かの会話。欲望に支配された人の心の闇は深い。その闇が引き起こすさまざまな怪異におののくと同時に、同じような業に自分自身が囚われていることにふと気づかされる…。善悪の行為が因となり、その報いが身に降りかかる!恐怖がふつふつと臓腑に涌く現代怪談第8弾!
加賀藩腰物奉行で剣の達人でもある若杉兵庫は、藩主・前田斉泰から極秘の主命を受けた。それはかつての情人の探索。だが彼女はすでに亡くなっており、斉泰との子・千鶴が出生の秘密を知らずに、町人として音羽町の長屋で暮らしていることを突き止めた。千鶴を秘かに護れ、と命じられた兵庫は長屋の近くに住んで用心棒となる。凶盗・夜烏組、そして斉泰の正室・溶姫の魔の手から、加賀百万石の姫を護る日々が始まった…。
女子校の臨時教員・萩原は美術準備室で見つけた少女の絵に惹かれる。それは彼の恩師の娘・小波がモデルだった。やがて萩原は、小波と父親の秘密を知ってしまう……。(「アカイツタ」) 大手家電メーカーに勤める耀は、年上の澪と同棲していた。その言動に不安を抱いた耀が彼女を尾行すると、そこには意外な人物がいた……。(「イヌガン」) 過去を背負った女と、囚われる男たち。2つの物語が繋がるとき隠された真実が浮かび上がる。
一六一四年、鳶田の貧しい村で育った佐助は、己に課せられた宿命を果たすため、村を出る決意をした。だが彼は、その時「真田丸」で待ち受ける過酷な運命を知るよしもなかった──。驚愕の新説が展開される歴史小説。