小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

どうも、物欲の聖女です2 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされましたどうも、物欲の聖女です2 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年7月5日 発売

異世界のとある国の王によって召喚されたマテリ。召喚された人間は強力なスキルを持つはずだが、マテリのスキル『クリア報酬』は、一見何の役にも立ちそうにない地味なもの。マテリは追放を逃れるため、チャンスを貰おうとするが、魔物が徘徊する森に捨てられてしまう。絶体絶命とマテリが思ったその時、突然ミッションが発動する。それは与えられた課題をクリアすれば、この世界では滅多に手に入らないアイテムが貰えるというものだった。その能力を生かし、次々と手に入れる便利アイテムで強化されていくマテリは、旅の途中に仲間に加わった鍛冶師見習いのミリータ、修業中の剣士フィムとともに、隣国エクセイシアにやってきた。そんな中、なぜか王子のクリードに見初められ、その好意をいいことに、様々なミッションをこなし名声を高めていく。そしてマテリはいつしか王子の女神に!? イケメン王子の想いや志はなんのその、すべては報酬のため。無邪気に物欲に突っ走る魔法少女のスキルアップファンタジー、第2弾。 第一章 素敵な王子様/第二章 黒髪の女神/第三章 楽しいダンジョン攻略とブラウンヘッド/第四章 アンデッド軍団大決戦/番外編 魔王軍への一歩

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出版社

KADOKAWA

発売日

2023年6月30日 発売

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われるーー。 コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのはーー。 哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。 プロローグ 第一章 “いつも“が消える 第二章 答えを知りたい 第三章 夏を迎え撃つ 第四章 星をつかまえる 第五章 近くて遠い 最終章 あなたに届け エピローグ

七人怪談七人怪談

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」--少女が雑誌に投稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。  同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。鳥籠の中で邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の蒲団の中で蠢くモノ、そしてーー。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」)。 ホラー界の巨星、三津田信三が、屈指のホラー小説の名手六人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。 澤村伊智「サヤさん」 加門七海「貝田川」 名梁和泉「燃頭のいた町」 菊地秀行「旅の武士」 霜島ケイ「魔々」 福澤徹三「会社奇譚」 三津田信三「何も無い家」

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