出版社 : KaguyaBooks
霧の釧路に増殖する自走式ソーラーパネル、島の歴史を見つめる紫の目を持つ人間たち、函館のきらめく夜を駆ける長命種、夜の明けない名寄のオーロラ……。 広い北海道がもつさまざまな顔を、物語と一緒に見つめたい。そんなアイディアのもと、北海道にゆかりある10組の作家が共演する。 【収録作品】 秋永真琴「夜会」 mai ishihara「センノセカイ」 うるさいと言われて修理途中のスノーモービル「あなたは特産品です。広まってください」 阿部登龍「馬たちの時間」 伊藤なむあひ「不完全なQたち」 貝塚円花「ヒナタとアメンコ」 永山源「ひかり、極まる」 林譲治「デレッキ」 福雪蕗乃「佳園」 みちのみそ「時はその背に」 装画:熊谷隼人 装幀:谷脇栗太 発行:Kaguya Books
生活のおともに、群れ星のような煌めきを Kaguya編集部がおすすめの短編・中編を新書サイズでおすすめする〈Kaguya群星文庫 第一弾!〉 大木芙沙子「かわいいハミー」 ハミーは人の役に立つことを目的に作られた、博士の最高傑作のヒューマノイドロボット。記憶をリセットすることが可能なハートと、知識や経験を記録するアタマを持っている。博士との別れのあと、ハミーは不器用でままならない人生を生きる人々と出会う。ビターで優しいロボットファンタジー。 蜂本みさ「せんねんまんねん」 「誰かいませんか」「誰ぞいてはりまっか」。伝言通信機能のある不思議な〈ラッパ〉を通じ、時を超えて二人の少女が出会う。第二次世界大戦を経験した「鶴ちゃん」に2045年を生きる「亀ちゃん」が語って聞かせる、未来の大阪のようすは……。やわらかな語りで戦争について考える1作。 大木芙沙子「かわいいハミー」 蜂本みさ「せんねんまんねん」 解説 堀川夢(Kaguya Books)
生活のおともに、群れ星のような煌めきを Kaguya編集部がおすすめの短編・中編を新書サイズでおすすめする〈Kaguya群星文庫 第一弾!〉 あらすじ 自分のことを「毒にも薬にもならない」と思っている「僕」は、ある日明け方の海辺で貝とも花ともつかない不思議な物体を拾う。その物体を耳に当てると、なんと誰かの声が聞こえてきて……。隣家に生えた見事なレモンの木をめぐる、陽気な異次元生命体・シンディと「僕」のひと夏の小さな冒険譚。