出版社 : SBクリエイティブ
天族の血を引くカナリアは15歳で自立の一歩を踏み出した。辺境の地でスローライフを楽しめる両親と違って、都会暮らしに憧れているからだ。というのも、カナリアには前世の記憶がある。遠い過去の記憶だが一つだけ心残りがあった。可愛いものに囲まれて暮らしたいという望みだ。今生で叶えるには、辺境の地より断然都会である。旅立ちの供は騎鳥のチロロ。騎鳥とは人間が乗れる大きな鳥のこと。カナリアにとって大事な相棒だ。これは「小鳥」と呼ばれるようになるチロロと共に、都会で頑張って生きる「可愛い」少年の物語!
スラム街で家族とささやかな幸せを享受していたレーナは、日本人だった頃の知識で、街中での生活を手にする。ロペス商会で算数の授業をしたり、ダスティンさんの魔道具開発を手伝ったり。目指すは、家族みんなで街中へのお引っ越し!それに、どうやら街中にはおいしい食べ物もいっぱいあるみたい!人並みの快適な生活を求めた元日本人の少女が、着実に成り上がっていく異世界ファンタジー第二弾!
窓際編集とバカにされ妻が出ていったその日、双子のJKが家に押し掛けてきた。「家にいたくないんだアタシたち。泊めてくれたら…えっちなことしてもいいよ」「お願いします…あなたしか頼れる人がいないんです」見知らぬはずの、だけどどこか見覚えのある二人。積極的で気立ても良く、いつも気さくにからかってくる妹のあかりと、控えめで不器用だけど、芯の強い姉の菜々子。…学生時代に働いていた塾の教え子だった。なし崩し的に始まった同居生活。しかしそれは岡谷の傷付いた心を癒していきー。無垢で可愛い双子JKとラノベ編集者が紡ぐ、“癒し”の同居ラブコメディ。
あるところに旅の魔女がいました。名前はイレイナ。資金繰りに失敗し、路銀稼ぎに精を出しているようです。今回、彼女が挑戦するお仕事は…。“魔王”と弟子の決闘を見届ける立会人。美食コンテストで優勝を狙う料理人の助手。悩める青年を激変させる恋愛アドバイザー。潰れそうな歴史資料館を建て直す経営コンサルタント。大罪人の新居探しを手伝う引っ越し屋さん。「知っていますか?悪いことは、楽しいんです」旅での出来事はいつも想定外。イレイナの奇想天外な日々が続きます。
「薬草のことで協力要請…?」祖母が残した形見の薬草と共に獣人のリクの元に嫁いだレーネは、薬草の栽培や農園の開拓をしながらお屋敷に住まう獣人たちと充実した日々を過ごしていた。そんなある日、国王に謁見するために訪れた王都で、同じ植物学士のエイミーと出会いヒールライトを栽培できるように彼女を育てて欲しいと依頼される。「レーネさん、すごいわ!本当に薬草と対話しているのね!」エイミーに薬草栽培の指導をするなか、絶妙な距離感を保っていたリクとの恋模様も進展し、ふたりの関係にも変化が訪れるー。第二の人生は辺境地でほのぼの生活を満喫する!もふもふいっぱいのスローライフファンタジー、第2弾!
両親から蔑まれ、妹に婚約者まで奪われた伯爵令嬢アデル・ウェルチ。人生に絶望を感じ、孤独に命を絶とうとするアデルだったが…「どうせ死ぬなら、その人生、僕にくれない?」不幸なアデルの命を救ったのは、公爵家の美しき吸血鬼フィーだった。「僕、君に一目惚れしちゃったみたい」フィーに見初められ、家を出る決意をしたアデル。日々注がれる甘くて重い愛に戸惑いながらも、アデルはフィーのもとで幸せを感じはじめー。虐げられた令嬢と高潔な吸血鬼の異類婚姻ラブファンタジー!
クラスごと異世界転移したものの、『工務店』という外れ能力を与えられ、辺境へ左遷となった高校生・木下武尊。ところがこの力、覚醒してみたらとんでもない力を秘めていたー!?辺境に襲い来る魔族の軍勢を前に、オンボロ城塞を現代リノベーションし対抗、ついには七大将軍の討伐を果たしてしまう!こうして王都に凱旋したタケルが次に向かうのは、魔族が立てこもる廃坑要塞!途中で、可愛いけどちょっぴり思い込みの激しい公爵令嬢を仲間に加えた彼は、トラップだらけの要塞を相手に、トンネル掘削、コンクリ充填、トーチカ建設と、地球の施工技術を駆使した要塞攻略に乗り出すのだけどー!?
「最後の勝負をしよう、ブリジット。もしも、僕が勝ったらー」「負ける気はさらさらありませんわ!」図書館の出逢いから始まった二人の学院生活も終わりが近付き、ついにオトレイアナ魔法学院の卒業試験が始まる。学院生活の集大成を発揮すべく令嬢ブリジットは奮闘するが予想以上に厳しい試験の最中、公爵令息ユーリの記憶を垣間見て…。そこで目にしたのは幼き日のブリジットとユーリの姿だった。「…どうして僕を、嫌ってくれなかったんだ」過去から現在、そして未来へと祈りは繋がっていくー。「ユーリ様には、夢はありますか?」「僕は、ブリジットと一緒にいたい」自分の気持ちに素直になったユーリが、ブリジットに伝える想いとは!?悪役令嬢と悪役令息がやがて恋に落ちていく物語、第4弾。
「草刈りスキル?それが何の役に立つのだ?」働き者の第七王女マーゴット。役立たず呼ばわりはごめんだと自分から王宮を逃げ出した彼女は、たどり着いた先の追放島を地道に開拓し、自由な暮らしと島民からの信頼を手に入れた。さらに伝説のお世話猫とも心を通わせ、魔植物だらけの無価値な島は癒しと憧れの極上リゾート島へと生まれ変わらせる!
レーデルシア学園で学んだ経験を元に、ついに貧民街に学校を開校したゼノスたち。初めての学校に子供たちも期待を膨らませる中、生徒の一人、クミル族の少女ロアは冒険者としての実践を教えて欲しいと不満を漏らす。そんな折、現代の剣聖と称される剣士アスカとの偶然の出会いによって、ゼノスはロアとともに腕自慢が集う魔獣討伐遠征に同行することになってしまう。「さ、怪我は治したから、さっさと起きろ」「まじでおたく何者なんだよ…」久しぶりの冒険にもかかわらずその力で否応なしに実力者たちの注目を集めていくゼノス。だが、冒険の地では予期せぬ異変が起こっていてー「小説家になろう」発、大人気闇医者ファンタジー第6弾!
趣味と田舎暮らしの理想が詰まった家に異変が!ある日、家にダンジョンが出現。そこにいた聖獣に「ダンジョンに仇なす者を消し去るイレイサーの協力者になってほしい」とスカウトされる。ダンジョンに仇なす者もイレイサーも割とどうでもいいが、ドロップの傾向を選べるダンジョンは魅力的ー。これは、突然できた家のダンジョンを大いに利用しながら、美味しい飯のために奮闘する男の物語。
エルフの国エルザードでイヴェッタとギュスタヴィアはお互いの心を通じあわせ、王位簒奪を果たす。挙式も無事に終わり、これでめでたしめでたし…かと思いきや、ある日ドルツィア帝国皇帝カーライルが突然イヴェッタの元へ訪ねてくる。話を聞くと、カーライルはなぜか自称美食の神ヴェンツェルに気に入られ、様々な料理を献上しなければならないという。カーライルが料理集めに奔走するなか、復讐に燃えるマリエラと因縁の相手スカーレット王妃の争いが幕を開けようとしてー大人気捨てられ聖女の自由気ままな冒険ファンタジー、リターンズ!
自身の死の真相を突き止め運命を変えることができ、ルイとの未来を掴んだラシェルはオルタ国から帰国して間もなく、仲のいい友人との思い出を胸に学園を卒業した。卒業後は以前から夢だった事業に取り組み忙しくも楽しい日々を送るものの、ラシェルはオルタ国から連れてきてしまったドラゴンがずっと気がかり。そんなラシェルの元に、黒い噂で包み込まれている「トラティア帝国」より留学生がやってきてー?悪役令嬢が精霊と共に未来を変える、異世界ハッピーファンタジー第七弾!
幼い頃に両親が亡くなり、伯父であるフローゼル伯爵家の養女になったリゼ。ある日、姉のミカナから婚約者であるエセロを譲れと言われ、家族だと思っていた人達から嫌がらせを受けるようになる。やがてミカナはエセロを誘惑し、最終的にリゼは婚約破棄されてしまう。そんなリゼのことを救ってくれたのは、かっこよくてかわいいもふもふたちだった!?家を出たリゼが、魔法の家族と幸せに暮らす、異世界ファンタジー!
ある日のこと、ホームセンターへ訪れていた女子高生のマホは、突然店舗ごと異世界へ召喚されてしまう。目を覚ますとそこは、世界最大級の未踏破ダンジョン『メルクォディア大迷宮』の最深部だった!地上へ脱出しようにも、すぐ上の階にいるのはダンジョン最強モンスター「レッドドラゴン」で、そいつを倒さなきゃ話にならない状況。唯一の連れ合いは、藁にもすがる思いでマホを呼び出した迷宮探索者のフィオナのみ。マホとフィオナのホームセンター頼りのダンジョン攻略(ただし最下層スタート)が始まる。「なんとかなるよ!だってここには無限に使える商品があるんだから!」-これは、廃迷宮とまで言われたメルクォディアを世界最大の迷宮街へと成長させた魔導主マホ・サエキと、迷宮伯フィオナ・ルクス・ダーマの物語である。
“穴堀士”というジョブを授かり、外れ勇者となってしまった高校生のマルオ。そんな彼はある日、穴掘りの途中でダンジョンコアに触れ“ダンジョンマスター”に認定されてしまう。こうして二つの力を得た彼はダンジョン開拓に邁進するのだが、やがて辿り着いたのは大樹海に囲まれたエルフの里や、アンデッドに支配された王国など、高ランクの魔物が蔓延る危険すぎる魔境だった…!さらにはそこで、一緒に異世界召喚されたヤバすぎるクラスメイトの女子と再会してしまいー!?「くくくっ、このオレから逃げれるとでも思ったのかよ?」異世界ダンジョンクリエイトファンタジー、新たな開拓と出会いの第2弾!!
小説家になろう発! 『迷宮料理』で冒険者の舌を唸らせる料理人の、剣戟よりも熱き食材との戦い! 迷宮を中心に成り立つこの街の食事事情は貧相で、冒険者にとって食事は楽しむものではなかった。 現代日本からこの世界に流れ着き酒場の店主となったヨイシは、せめて酒場に来た客にぐらいは旨い飯を食わせてやろうと、迷宮でとれる未知なる食材を研究・調理したオリジナル料理『迷宮料理』を次々開発していくーー。 これは、 剣ではなく包丁を、盾ではなく鍋を手に、 魔法のごとき調理法(アイディア)で戦う一人の料理人と、酒場に集う冒険者たちの物語。