1976年8月発売
オブローモフ(下)オブローモフ(下)
病から癒えたオブローモフは、奸計によってあやうく経済的危機に追い込まれるところを、親友のシュトルツに救われた。…そしてついに、オブローモフは「潔白で真実な心」をそこなうことなく、「無用者」「余計者」として、静かに息を引き取るのだった。
SFベスト・オブ・ザ・ベスト 上SFベスト・オブ・ザ・ベスト 上
●浅倉久志氏推薦ーー「アンソロジーはSFの華。選りぬきの秀作ぞろいの本書は極めつけの定番」 SF作家/評論家であると同時に、卓抜なアンソロジストとして知られるジュディス・メリル。本書は、彼女の名を不動のものとした年次SF傑作選から、さらに27編を選りすぐった、“傑作中の傑作”を収録した決定版アンソロジイである。上巻には、フリッツ・ライバー「跳躍者の時空」、ゼナ・ヘンダースン「なんでも箱」、デーモン・ナイト「異星人ステーション」ほか全11編を収録。
カレワラ 上カレワラ 上
カレワラは、フィンランド各地でカンテレ(竪琴)に乗せて歌い継がれてきた大民族叙事詩。19世紀初頭、リョンロットにより採集・編纂された原典版からの平明な口語による完訳。豊富な暗喩がちりばめられ、本文中いたるところに晴朗な想像力の自在な展開がみられる。上巻には、第1章序詩、天地創造から、第24章までを収録。
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