1983年6月発売
駈け落ちは死体とともに駈け落ちは死体とともに
駈け落ちを決行した哲と明子のトランクからナント死体がー。新生活を夢みて出発したのに、とんだことから殺人事件に巻き込まれた恋人たちを、ユーモアタッチで描く青春推理。(解説・神津カンナ)
死海のほとり死海のほとり
戦時下の弾圧の中で信仰につまずき、キリストを棄てようとした小説家の「私」。エルサレムを訪れた「私」は大学時代の友人戸田に会う。聖書学者の戸田は妻と別れ、イラスエルに渡り、いまは国連の仕事で食いつないでいる。戸田に案内された「私」は、真実のイエスを求め、死海のほとりにその足跡を追う。そこで「私」が見出し得たイエスの姿は?愛と信仰の原点を探る長編。
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