小説むすび | 1999年4月20日発売

電脳長安の天女。古代ギリシャ語で中国＝セレス、仙境。魂をゆさぶる美しき人の誘惑。書下ろし長篇小説の秀作。

記憶の底にある雪の夜の出来事から甦る若かった頃。自らの軌跡を重ねて生の深奥を描く名作７篇。

三国峠の戦いで勝利した西軍は越後路へ雪崩れ込み、会津藩の飛地小千谷を占領した。越後口の要衝である長岡藩の家老河井継之助は、藩の命運を賭けて、懸命に西軍の軍監岩村精一郎らに会見を申し入れる。しかし、錦旗を振りかざす岩村は、これをにべも無く一蹴。河井は、ついに西賊撃攘を叫び、長岡藩兵を率いて行動を起こす。吉川英治文学賞受賞作品。

優しい心さえ持ち続けていれば-。ユニヴァーサル映画化された作品を、ＭＹ　ＬＩＴＴＬＥ　ＬＯＶＥＲのＡＫＫＯさんが、訳＆監修しました。

離婚を経験した理性的な白人女性のセラピストと、夫との深い愛に生きたメディスン・ウーマンの老女。対照的な二人の出会いから始まる「発見の旅」が、生と死と愛についての深遠な洞察へ誘う。