1999年4月25日発売
名君肥後の銀台細川重賢名君肥後の銀台細川重賢
部屋住みの身から、急死した兄に替わり、財政難にあえぐ肥後熊本藩藩主となった細川重賢。斬新な改革案を次々と発し、「宝暦の改革」を推し進め、後に上杉鷹山にも影響を与えた名君の、冴えわたる藩政改革の手腕を描いた著者渾身の力作。
ザ・パシフィック・ウォ-(4(孤島激突篇))ザ・パシフィック・ウォ-(4(孤島激突篇))
開戦から三カ月、キンメル司令長官率いる米太平洋艦隊と連合艦隊が、マリアナ沖で激突した。両軍は消耗戦を強いられ、結局、南洋諸島海域では、依然として帝国海軍が戦略的優位を維持することができた。その頃、日本では海軍から陸軍に対し、フィリピンの早期占領の要望が出された。しかし、マッカーサー率いる米軍守備隊が立て籠るコレヒドール島は難攻不落の要塞だった…。一方、太平洋では、小笠原諸島の硫黄島を地下要塞と化す大規模な土木工事が着々と進行していた。南洋諸島と日本全土を結ぶ空路上にあるこの島が、次なる決戦の舞台だった。米空母を飛び立った攻撃隊を発見。硫黄島に空襲警報が鳴り響く。
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