2000年8月29日発売
遊人の抒情遊人の抒情
前半生の遊蕩、後半生の漂泊、望郷の念にかられながらの客死…。放浪詩人柏木如亭の生涯をあとづけつつ、その詩の魅力を語る評伝風評論。遊里吉原と女、旅で訪れた信濃・越後・西国・東海道の各地、身近な食物などを題材に、江戸時代後期の漢詩の日本化を体現しつつ、時代からは隔絶した生き方をした詩人を考察する。
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前半生の遊蕩、後半生の漂泊、望郷の念にかられながらの客死…。放浪詩人柏木如亭の生涯をあとづけつつ、その詩の魅力を語る評伝風評論。遊里吉原と女、旅で訪れた信濃・越後・西国・東海道の各地、身近な食物などを題材に、江戸時代後期の漢詩の日本化を体現しつつ、時代からは隔絶した生き方をした詩人を考察する。