2007年11月22日発売
神奈川県警の二村永爾は殺人事件の重要参考人ビリー・ルウの失踪に関わった嫌疑で捜査から外されてしまう。事件直後、ビリーが操縦していたジェット機が墜落したと知らされるが、ビリーからの手紙が届く。
ある冬の夜、24歳の雨宮純江は同じ会社の中年男性に処女を捧げた。そして、彼女は別れた妻へ電話することを約束させて、地下鉄に消えたー。でも、何故?純江はかつて楽しい大学生活を過ごしていた。友人の恋の橋渡しに手を尽くし、紹介された会社社長の御曹司とのデート…。だが父親の秘密をきっかけに、彼女の運命は暗転していく。若き女性のふと訪れた、悲しい恋の軌跡を描くラブ・サスペンス。
妖精世界の地底警察は、ゴブリンの犯罪組織に手を焼いていた。ルート司令官は、悪の天才少年アルテミス・ファウルに捜査への協力を依頼した。アルテミスの冒険が再び始まる!
ネットのお化けトンネルサイトで知り合ったメンバー。心霊スポットである通称「バケトン」で肝試しをするために、夜な夜なバケトンに足を運んではスリルを味わっているーーそう、あのバケトンに行くまでは!
デートで遊園地にきたカップルは、ジェットコースターに乗り込んだ。その途端、「今から生き残りレースを始めます。最後の一人になるまで続きます」とアナウンスされた。果たして残酷なそのゲームとは!?
きみも緑色の猿を見たのかい? 嵯峨敏也にそう聞かれ運命が狂い始めた女子高生。彼は敵か味方か? 中国との戦争突入を阻止すべくメフィスト・コンサルティングにの罠に立ち向かう美由紀の活躍を全面改稿で描く!
ほおら、みいつけたー。きしんだ声に引かれていくと、死にかけたペットの山の中、わたくしは少女と出会いました。その娘はきれいだったので、もっともっと美しくするために、わたくしは血と粘液にまみれながらノコギリをふるいました…。優しくて残酷な少女たちが織りなす背徳と悦楽、加虐と被虐の物語。日本推理作家協会賞短編部門候補の表題作をはじめ五編を収録、禁忌を踏み越え日常を浸食する恐怖の作品集。
カタコーム戦役で皆を叱咤した城外の民の指導者、ジンバックが死んだ。弔いに訪れたベル一行は、城外の友人たちと再会し、酒と剣と恋に夜は更けてゆく。一方、飢餓同盟に身を投じたアドニスは、究極の治療薬にして猛毒「試者の灰」を手に城を襲い、王に挑みかかった。今度は敵としてベルの前に立ったアドニスは笑いながら問いかける。「俺を、斬れるか?」-冲方丁がおくる魂のファンタジー、狂騒の第3巻。
お客さまが持ち込む謎と、その解決。それが当店の裏メニューです。マスターの工藤が作るちょっとした料理と、アルコール度数の異なる4種のビールが自慢のビア・バー香菜里屋が消えた…。人気「香菜里屋」シリーズ完結編。
名前も知らないままあなたを好きになった。名前も知らなかったあなたが運命を変えた。ケータイ小説の女王、「新しい愛の形」を描き切る。運命好きの運命好きによる運命好きのためのLOVEストーリー。