2009年8月7日発売
暗殺のジャムセッション暗殺のジャムセッション
冷戦の最前線西ドイツでスパイ戦争に巻き込まれたマッコークルは、無事に帰国し、連れ帰った恋人フレドルと結婚してワシントンに〈マックの店〉を再開した。そこに突然、かつての相棒パディロが転げこんできた。元共同経営者にして腕利きスパイ兼殺し屋のパディロは、潜伏先の西アフリカから脱出してきたのだ。某国の首相暗殺を依頼され、それを断ったことからトラブルになったという。だが暗殺の依頼者たちは、何としてもパディロに暗殺を実行させるべく、卑劣な手段に訴えてきた…謀略と裏切りと追跡が交錯する、巨匠の幻の傑作スリラー。
僕らが旅にでる理由僕らが旅にでる理由
さあ、いくよ。月・火・水・木・金と、曜日ごとに違う恋人がいる歯科医大生の衿子。ある日衿子は、恋人ではない「ラーさん」(四十歳・男性)と行き先のわからない旅にでるーふたりの行き着く先はどこ?あたらしいリアルとファンタジーが交錯する、赤羽駅発・傑作ロードノベル。
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