2013年6月21日発売
流水浮木流水浮木
幼馴染が殺された。伊賀を知らぬ伊賀者だった。大金を手に死んだ友に、何があったのか。探るほどに見えてくる裏の隠密御用、伊賀衆再興の企て、謎の軽業師、匂いたつ女。そしてまた一人、旧友が斬殺された…。夏の風に危険な火縄の臭いが漂うとき、一刀流「浮き木」の極意を身に秘めた老練の武士が、江戸の闇に鯉口を切る!成熟した時代にあってなお、懸命にもがき生きる人々を描く傑作時代小説。
エイティ・デイズ・ブルーエイティ・デイズ・ブルー
謎めいた大学教授ドミニクと運命の出会いを果たし、めくるめく官能の世界へと誘われたサマー。抑えつけてきた性への衝動を解放した彼女は、バイオリニストとして成功し、ニューヨークのオーケストラに迎えられる。だが同居を始めたドミニクとは気持ちがすれちがうばかり。さらに、彼女に執着する男の罠に落ち、性の奉仕を強いられて…。官能ロマンス“エイティ・デイズ”シリーズ第二弾。