2014年2月13日発売
「いつもいっしょ…」「こっそりと…」「もし二人が恋仲にでもなったら…」彼女は視線をゆっくり上げ、わたしたちは互いにみつめあった…。みずみずしい描写で語られる愛と友情、波瀾万丈の物語。小説史上まれにみる魅力的なヒロインが、こんなところに隠れていた。美少女と美少年、美しくせつない「恋」と「疑惑」の物語…偏屈卿と呼ばれた男の、数奇な?自叙伝?ブラジル文学の頂点。ブラジル文学第2弾!
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつくーー。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた! 絶体絶命の危機を救うのは……。超人気シリーズの 輝ける第一作が新装版で登場!!
ーー私は、ここにいる。それは間違いなく、たしかな現実だわ 小説家である主人公が、ネットワークを使った コミュニケーション・システム「ELIS」をめぐって起こる さまざまな事件を目の当たりにし、調査を進めていく……。 情報ネットワーク社会に潜む闇とは? 『妹がスーパー戦隊に就職しました』(スマッシュ文庫)、 『ライトノベルは好きですか?』(雷鳥社)の著者がはなつ、 ライトノベル最新刊! 【あらすじ】 冬のはじめ、一人の少女が変死体で発見された。 ネットワーク上やマスメディアでは、彼女の名前が桜坂恵理朱だ という情報が、さかんに流れていた。その日、小説家をしている 葉山秀司(はやま・しゅうじ)が使っているネットワーク・システム 「ELIS」のアカウントに、1通のメッセージが届いていた。 そこには動画が添付されており、死亡が伝えられている少女の 凄惨な死体の様子が映し出されていた。そのメッセージの送り主は、 「13番目の魔女」を名乗る人物である。 しかもそのメッセージは、秀司の友人である田上梨愛(たうえ・りあ) のところにも、ほとんど同じものが送られていたらしい。 田上梨愛から相談を受け、事件の真相が「13番目の魔女」から 送られてきた秘密めいたメッセージに隠されていると考えた秀司は、 それ以来、自分の担当編集者である赤城知佳(あかぎ・ちか)の 手を借りて調査をはじめるが……。 次々と「魔女」たちが死んでいく中で、明らかになっていなかった 「12番目の魔女」、その正体とは……。