2014年2月15日発売
「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩をした同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作 小説現代長編新人賞受賞作。 真田信繁、33歳。家なし、職なし、目標・プロ棋士。 とてつもなく迷惑な男が巻き起こす熱い感動の物語! 第一章 秋葉隼介 第二章 真田信繁 第三章 出会い 第四章 真剣師 第五章 編入試験
コピーライターの野田は、恋多き大女優・百合子の愛情が失われつつあるのを感じた日から奇妙な言語障害におちいっていく。「いわずもがな」に「これみよがし」、「キモイ」から「ぱねえ」まで、愛の反乱が生む日本語の氾濫ーー。著者真骨頂、誰でも一度は疑問を持った覚えがある現代ニッポンの言葉をめぐる爆笑長編小説! 駄洒落全開、爆笑小説! コピーライターの野田は、恋多き大女優・百合子の愛情が失われつつあるのを感じた日から奇妙な言語障害に陥っていく。「いわずもがな」に「これみよがし」、「キモい」から「ぱねえ」まで、愛の反乱が生む日本語の氾濫ーー。著者真骨頂、誰でも一度は疑問を持った覚えがある、現代ニッポンの言葉をめぐる爆笑長編小説! ※本書は2008年11月、KKベストセラーズより単行本として刊行されました。 プロローグ 第一章 放送用語委員会 第二章 バイバイ! 尻ぬぐい 第三章 東大出とビンボー症 第四章 〈もがな〉との対話 第五章 イライラのそのわけは 第六章 すべからくぱないよね 第七章 脳の中の文法 第八章 新しいお嫁さんが来て結婚です 第九章 しからずんば、花 エピローグ
捨てるって、気持ちいい! 『三千円の使いかた』の著者による、 部屋が片づく、心が軽くなる、デトックス小説! 【内容紹介】 不倫の果てに刃傷沙汰を起こして謹慎中のりり子叔母さんと、就活に失敗してアルバイトをする私。 一族の厄介者の二人は、叔母さんのおんぼろアパートの部屋にあふれるブランドのバッグから靴や銀食器、 着物までをせっせとネットオークションにかけていくーー。 【担当編集より】 今、私の部屋は奇跡的にきれいです。 部屋に「いらないもの」が溢れている。 「片づけなきゃ」と分かっているのに、動き出せないーー。 本作はまさに、そんな私のための物語でした。 読めば、明日がきっとより素敵なものに変わる。 優しく、軽やかに背中を押してくれる一冊です!(編集T) 人生オークション あめよび
ようこそ、「イタリアの宮沢賢治」と言われる名作家、ロダーリの物語世界へ。おてんばな小指サイズの女の子、バター人に宇宙ヒヨコ?虹を作る機械や壊すために作られた建物…びっくりキャラクターや場所が数々登場。シュールな展開に吹き出し、平和の尊さに涙する。20世紀を代表する珠玉のショートショート!
ゼネコン贈収賄がらみの殺人事件とオオクワガタ誘拐の身代金二百万円。 相馬刑事得意の独走捜査で思わぬ接点が浮上する。痛快警察小説! ※本書は2003年6月に光文社文庫より刊行されました。講談社文庫収録にあたり、シリーズ名を「警視庁北多摩署特捜本部」にあらためました。