2014年2月24日発売
端宗哀史(上巻)端宗哀史(上巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。上巻は、父王・文宗の死から首陽大君のクーデター(癸酉靖難)まで。
端宗哀史(下巻)端宗哀史(下巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。下巻は、義臣(死六臣)たちの復位計画の失敗、君への降格、謫所での最期まで。
大関の消えた夏大関の消えた夏
初の黒人大関・荒把米はアメフトと独自の稽古で鍛え上げた強靱な身体で、角界に旋風を巻き起こしていた。しかし横綱昇進が確実視された今場所、格下相手にまさかの連敗を喫してしまう。一方に偏った白星と支度部屋の秘密に気づいた荒把米は、場所中にもかかわらず逃亡し、開いた記者会見で爆弾発言をした!二日後、その荒把米が何者かに狙撃されるー。「待ったなし」のミステリー。
ダンスシューズで雪のシベリアへダンスシューズで雪のシベリアへ
現在、欧州議会議員を務める著者は、強制追放のためにシベリアの寒村に生まれ、スターリンの死後の「雪解け」を機に、4歳の時に両親に連れられて祖国ラトビアの地を初めて踏んだ。本書は、独立回復以降に入手可能となった公文書や、家族の日記とシベリア体験者の声をもとに、旧ソ連における大量追放の犠牲となった家族の足跡を追い、追体験する自伝的な作品。歴史に翻弄される個人の悲運を浮き彫りにし、バルト三国の近代史に残る傷跡に光をあてる。
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