小説むすび | 2014年4月11日発売

2014年4月11日発売

見えない世界の物語 超越性とファンタジー見えない世界の物語 超越性とファンタジー

出版社

講談社

発売日

2014年4月11日 発売

ジャンル

ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。「千一夜物語」、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン「人魚姫」、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。 ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。『アラビアン・ナイト』、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン『人魚姫』、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。 序章 宗教・子ども・ファンタジー 1章 児童文学の宗教性 2章 現実を超えた物語の誕生と展開 3章 運命の女神から妖精へーーフランスで生まれた妖精物語 4章 妖精物語からメルヒェンへーードイツの子ども向けの教育的物語 5章 物語にみるキリスト教的価値理念とその変容ーーペローからグリムへ 6章 「子ども」と「ファンタジー」の宗教性ーーアンデルセン童話の登場 7章 イギリス児童文学の中のアルカディア 8章 宮崎駿のアニメーション映画が語るもの

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