2014年6月12日発売
紗代はバスタイム関連グッズを扱うショップの店長。同じ駅ビルで働く未知人に片思い中。そんな紗代の前に、神様が降臨、「恋愛検定」二級を受検することに。だが、いつもいい人どまりの紗代は告白どころか未知人の恋を応援してしまう始末。紗代の合格は怪しく…。男女七人の恋愛力を神様が判定!?一歩踏み出す勇気を与えてくれる、恋愛エンターテインメント!
闇の中で紙のように白い顔の女ー。旅行作家・茶屋次郎はある夜、自宅近くで火事に遭遇した。直後、飛び出てきた女と入れ替わりに茶屋は屋内へ。取り残された男を助けたが、男はその記憶がなく、女もいなかったと証言。命の恩人から一転、放火犯と疑われる。茶屋は自ら無実を証明すべく、男の故郷・京都へ。だが、待っていたのは、保津川で死んだ男女三人の謎だった。
南アルプスへ地質調査に出かけた研究者が失踪。京都鞍馬の山中で彼の車が見つかり、大阪南部の海岸で遺体が発見される。彼が研究していた中央構造線と呼ばれる大断層が事件と関連するのか?研究者の孫紗希子と捜査に乗り出す宮之原警部。原発マフィアと噂される大学教授、謎の女占い師、元アイドルに似た女、次々と現れる不審な関係者…。宮之原警部が難事件に挑む!
将軍徳川家重の隠れ御庭番、里見伝兵衛。彼は秘宝「龍眼」を求めて江戸城に忍び込むが、罠にかかり、逃亡。その最中に記憶を失い、好々爺となってしまった。しかし、御庭番としての技だけは体に染みこんでおり、山賊に襲われる猟師の村を護り、破落戸に狙われた商家を救う。だが、その活躍で伝兵衛の生存を確認した幕閣が、最強の刺客を放った…!痛快時代小説。
戦国時代の終わりを告げる関ヶ原の戦い。 本戦に至るまでの間、あの武将はどうしていたのか。 歴史の陰に隠れた武将たちの駆け引き、葛藤、知略、謀略を、 主従:石田三成と島左近 親子:徳川家康と松平忠吉 親友:石田三成と大谷吉継 伯父と甥:島津義弘と島津豊久 など さまざまな「バディ」を軸に描く。 戦術や陣営、相関関係などは図解でフォローしながら関ヶ原をきりとる、新感覚歴史ノベル。