小説むすび | 2014年7月8日発売

2014年7月8日発売

タンタンの事件ファイル 3 馬車道「斉藤さん」殺人事件タンタンの事件ファイル 3 馬車道「斉藤さん」殺人事件

出版社

小学館

発売日

2014年7月8日 発売

被害者は誰?名前がキーワードのミステリー たんぽぽ探偵事務所(略してタンタン)の翔太とマリンは、横浜・馬車道で亡くなった女性の第一発見者となる。女性は全裸のため、身元が判明しなかった。その容疑者とされる女性、娘々(にゃんにゃん)好子から事件の調査を依頼され、知識先生とともに調査を開始する。 好子の証言から、被害者の名前がサイトウさんらしきことがわかる。また好子の、サイトウさんが池袋でキャバクラのホステスをしていたという証言に基づき調べを進めるうちに、彼女を知っている勝山大和から、彼女と親しかったという西東司という人物がいたことが判明。西東は暴力団で麻薬を扱う男だった。翔太がその男に聞き込みをした後、今度は西東が死体で発見された。現場に残された「マサ」の文字は、ダイイングメッセージなのか。 事件の背後には、薬物があるのか。麻薬撲滅担当大臣の吉満大臣に聞き込みにいく翔太だったが…。 翔太とマリンがなぜか鮮やかに事件を解決していく、書き下ろしユーモアミステリー、第3弾!

天頂より少し下って天頂より少し下って

出版社

小学館

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2014年7月8日 発売

川上マジックが冴えわたる極上の恋愛小説集 収録作品は次の通りーー [一実ちゃんのこと]一実ちゃんは「私、クローンの生まれだから」と恐ろしいことを言う。ある日、彼女に牛強盗に誘われた。 [ユモレスク] 不思議な女の子ハナは自称・詩人だ。彼女はイイダアユムに恋していて彼の名前を織りこんだ詩を書いている。 [金と銀] 治樹さんに初めて会ったのは私が子どもの頃。再会したのは彼が離婚した二年後だ。ある日、彼は失踪した。 [エイコちゃんのしっぽ] 「短いしっぽがあるんだ、わたし」とエイコちゃんは言った。あたしが男に襲われそうになったのを救ってくれたのは彼女だった。 [壁を登る] あたしの母はときどき妙なものを家に連れてくる。見知らぬおばさんやおじいさん。今は五朗がいる。彼はお天気になると家の壁を登る。 [夜のドライブ] 温泉に連れてきた母が真夜中に言う。「ドライブに行きたいの。好きな人と夜中にドライブしたことがなかったなって、急に思ったの」 [天頂より少し下って] 十一歳年下の涼に、全身全霊をかけて愛されることなんて、あたし、ぜんぜん望んでいない。あたしの方が全身全霊をかけて愛したいのだ。

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