小説むすび | 2015年10月24日発売

2015年10月24日発売

シャーロック・ホームズ 絹の家シャーロック・ホームズ 絹の家

コナン・ドイル財団が初めて公式作品認定をした八十数年ぶりの、名探偵シャーロック・ホームズ新作(第61作)。『カササギ殺人事件』等で知られ、「今、一番おもしろいミステリ作家」として名高いアンソニー・ホロヴィッツが贈る波瀾万丈のミステリ! ホームズ・シリーズの懐かしの面々も多数登場し、ロンドンの光と闇の中を縦横無尽に駆け抜けるホームズ、ワトソンらの活躍が重厚かつ活き活きと描かれた快作! 本作は、老年期のワトスン(ホームズの友人の開業医にして伝記作家)が昔を振り返り、“あえて公表してこなかった”重大かつ衝撃的な事件の記録であるーー 時代は一八九〇年(ホームズとモリアーティ教授との「最後の事件」が発生する前年)。ホームズのもとに相談に訪れた美術商の男エドマンド・カーステアーズは、アメリカの豪商との取引の際にボストンのギャング団とトラブルになり、それ以来、イギリスへ逃げ帰った後も不審な男の影に怯えていると語る。ホームズは例のごとく、浮浪少年の集団「ベイカー街別働隊(イレギュラーズ)」に手伝いを頼み、見張りを依頼するが……その中の一人が惨殺死体となって発見されてしまう。手がかりは、死体の手首に巻き付けられた絹のリボンと、捜査するうちに浮上する「絹の家(ハウス・オブ・シルク)」という言葉だった……その後に続く予想外の展開、悲劇、謎、警告、そしてホームズを襲う未曾有の運命。 ワトスンが残した、かつて誰も知らなかった新たなるホームズの活躍と、戦慄の事件のショッキングな真相とは? 解説:北原尚彦 【アンソニー・ホロヴィッツ】 1955年生まれのイギリスの作家、脚本家。ロンドン在住。世界で1900万部の人気を誇る「アレックス・ライダー」シリーズなど多数の著書がある一方、脚本家として『名探偵ポアロ』『バーナビー警部』等の数多くのテレビ・ドラマ作品も手がけている。『絹の家』『モリアーティ』執筆後に、イアン・フレミング財団の公認を得て『007 逆襲のトリガー』も執筆。他に『カササギ殺人事件』『メインテーマは殺人』など。 序 ウィンブルドンの美術商 フラット・キャップ・ギャング リッジウェイ・ホール 警察の別働隊 レストレイド登場 チョーリー・グレンジ男子学校 白いリボン ワタリガラスと二本の鍵 警告 ブルーゲイト・フィールズ 逮捕 証言 毒 闇の奥へ ホロウェイ監獄 消失 メッセージ 占い師 “ハウス・オブ・シルク” キーラン・オドナヒュー 結び ーーー 訳者付記 解説 北原尚彦

記憶屋(1)記憶屋(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2015年10月24日 発売

もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうするーー? 夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」--。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。 「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうかーー?  そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とはーー? 衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。 二度読み必至の青春ノスタルジックホラー! ★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★ 書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!! ・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。 ーー中目黒ブックセンター 佐藤亜希子さん ・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。 ーーオリオン書房 所沢店 高橋美里さん ・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。 ーーTSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん ・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。 ーー八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん Prologue 1st.Episode:ノーティス  at present 1 2nd.Episode:ラスト・レター  at preset 2 3rd. Episode:コーリング・フォー・モラトリアム  at present 3 4th Episode:ファースト・アンド・ラスト・コンタクト

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