小説むすび | 2015年11月発売

2015年11月発売

猫と五つ目の季節猫と五つ目の季節

出版社

millebooks

発売日

2015年11月3日 発売

日々のささやかな風景を鋭い感性で繊細に描写した歌詞で定評のあるシンガーソングライター・山田稔明(ゴメス・ザ・ヒットマン)が、瑞々しい文体で愛猫と暮らした13年を魂込めて綴った自伝的初小説。著者が経験した嘘のような奇跡の実体験をそのまま小説にした、感動の実話物語!念願のメジャーデビューを果たした音楽家の僕。しかし現実は厳しくヒットが出ず、次のシングルが売れないと契約は打ち切りになることに。最後のシングルになるかもしれないジャケット撮影で出会ったのが、三毛猫のポチ。それから1年後、様々な偶然が重なり、ポチと暮らすことになった僕。三毛猫ポチは良い時も悪い時もずっとそばにいて、僕の音楽家としての再出発を大きく支えてくれることになった。このままずっと楽しく一緒に暮らしていけると思っていたのに…。悲しみに打ちひしがれる僕だったが、ポチの魂が信じられない感動の奇跡を起こした!心地よい感動の後、本当に大切なものは何なのかを考えそれを見つめ直すきっかけを与えてくれる、愛に溢れる日々の記録。猫と暮らす上での大切な基礎知識も丁寧に描いた、猫のことを知るため、猫を飼うための入門書としての実用面も兼ね備えた、今までにない「猫小説」が誕生しました。

冒険の森へ傑作小説大全(12)冒険の森へ傑作小説大全(12)

出版社

集英社

発売日

2015年11月5日 発売

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第6回配本、第12巻『法の代行者』は、人気作家、逢坂剛・大沢在昌の代表作2長編を中心とした、警察小説の傑作、全9編を収録! ●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏 [編集室から] この巻は警察小説が中心である。とはいえ、なにも法律を代行するのが警察官だけでいいはずもない。 裁判官、検事、岡っ引き、弁護士、死刑執行人、といろいろな職種の主人公を並べるつもりであったが、力およばず、やはり警察官が多くなってしまった。 警官ものに傑作が多いのだから、これは仕方がないのである。 21世紀の作家だと思っていた横山作品に20世紀のものがあったのは、僥倖というしかない。 【長編】 逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」 大沢在昌「毒猿 新宿鮫II」 【短編】 宮部みゆき「八月の雪」 横山秀夫「黒い線」 【掌編】 谷川俊太郎「探偵電子計算機」 結城昌治「おまわりなんか知るもんかい」 阿刀田高「時間外労働」 景山民夫「ご町内諜報戦」 嵐山光三郎「上様」

下町ロケット2 ガウディ計画下町ロケット2 ガウディ計画

出版社

小学館

発売日

2015年11月5日 発売

直木賞受賞作に待望の続編登場! その部品があるから救われる命がある。 ロケットから人体へーー。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年ーー。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。 量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。 そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。 医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。 日本中に夢と希望と勇気をもたらし、直木賞も受賞した前作から5年。 遂に待望の続編登場!

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