2015年6月16日発売
風と共に去りぬ 2風と共に去りぬ 2
スカーレットはチャールズの遺児と共にアトランタへ。寡婦として銃後を支える生活に辟易し、南部の“大義”に共感できず鬱屈する彼女に、封鎖破りで富を手にしたレット・バトラーが接近。開戦から二年、ゲティスバーグの戦いの後に届いたのは…。
巨匠とマルガリータ 下巨匠とマルガリータ 下
裸で飛び立つモスクワの夜。アパートではじまる悪魔の大舞踏会。マルガリータの愛に、ユダヤ総督の二千年の苦悩に許しは訪れるのか?「原稿は燃えないものなのです」-忘却の灰から蘇り続ける、ブルガーコフ(一八九一ー一九四〇)の遺作にして最高傑作。
風にそよぐ葦 上風にそよぐ葦 上
「君のような雑誌社は片っぱしからぶっ潰すぞ」-。日米開戦前夜から戦後の日本国憲法施行に至るまでを時代背景に、出版社・新評論社社長の葦沢悠平とその家族の苦難を中心に描いた社会小説の名作。上巻では、四一年九月第三次近衛内閣崩壊直前から横浜事件を核に、一連の言論弾圧とそれに振り回される人々の受難を活写する。
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