小説むすび | 2016年12月14日発売

故郷の筑豊を離れ、上京してから七年。葛藤、挫折、再起をくり返し苦悩する伊吹信介は、ユーラシア大陸横断の大望を胸に秘め、シベリアへの密航を果たす。国際情勢の複雑多岐な現実に戸惑いながらも、大自然に生きる人々との出逢いに心打たれる信介。未知の世界の息吹に触れ、冒険の旅は続く。不滅の超大作・第八部 斑鳩への単独行　　　 ハーレーに乗る男　　 大和から河内への旅　 ホールの楽屋口で　　 若いマネージャー　　 北へ帰る日　　　　　 出立前夜　　 イッツ・ア・ロングウェイ　 運命の大きな手　　 シベリアの荒野　　 ハバロフスクの街角　 華麗なるパーティー　 スミルノフ将軍の招待　 （下巻） 両国共同の秘密事業　 ミスターXの家で　　 日本人の知らない場所　　 遺された手記　　　　 危機せまる　　　　　　 兵士たちの影　　　　 アムール一族の村　　 筑豊を遠くはなれて　 旅立ちの準備

苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士を描いた、藤沢作品の金字塔。

過疎にあえぐ地方都市ならではの事件、クールでタフな女探偵。これが現代日本だ！

「うとそうそう」とは、月日の経つのが速いこと。気鋭の漫画家がスケッチする、１５のショートストーリー。あの日のわたしがいるから、いまのわたしがいる。

ミステリーの“今”を堪能できる！豪華１５作家による最強アンソロジー。