2017年11月発売
規格外の固有スキル『鑑定』ランクEXを授かったメル・ライルートは、当代の勇者となって、世界を滅ぼさんとする悪竜の打倒を決意した。エルフの少女シルフィーナの故郷に到着したメル一行は、エルフの女王から悪竜に与する妖精の存在を知らされる。その正体を突き止めるべく、メルたちは妖精の国へと赴くのだが…妖精王が妙ちくりんな試練を強要したり、さらには悪竜が直接攻撃をしかけてきたりー。それでも新たな仲間を得たメルは、今日も“神の眼”であらゆるモノを読み“盗って”、立ちふさがる困難を打ち砕く!
ポーションを生み出すチート能力を貰い、異世界で生活することになったカオル。しかし、意図に反して様々な事件に巻き込まれ、最終的にはこの世界の女神・セレスティーヌの友人、ということまで明らかになってしまう! それでも、目立たないようにしていた(つもりの)カオルだが、やはりチート能力であるポーションを巡る、国同士の思惑がうごめき始める。さらにそこに「女神の友人」カオルを巡ったる陰謀がーー!? ポーションを生み出すチート能力を貰い、異世界で生活することになったカオル。 しかし、意図に反して様々な事件に巻き込まれ、最終的にはこの世界の女神・セレスティーヌの友人、ということまで明らかになってしまう! それでも、目立たないようにしていた(つもりの)カオルだが、やはりチート能力であるポーションを巡る、国同士の思惑がうごめき始める。さらにそこに「女神の友人」カオルを巡ったる陰謀がーー!? 平穏に目立たず生活したいのに! カオルの安穏はいつ訪れるのか! ポーションも大活躍する第2巻! 第八章 来訪者達 第九章 戦争 第十章 迎撃 第十一章 地獄 第十二章 西方への旅 第十三章 神剣 第十四章 講和会議 第十五章 女神降臨 第十六章 そして数年後 第十七章 増殖 第十八章 ブランコット王国突破作戦 第十九章 新天地 第二十章 増殖。……って、そうじゃない! おまけの章 そしてずっと後に…… 書き下ろし カオルの優雅な生活
(また後始末じゃ)大久保は、西郷にいささかうんざりしたー。信念によって動き、攻めるときは無類に強いが、守勢に回ったときにはあっさり投げ出してしまう西郷。そんな西郷に振り回されながらも、その長所と短所をよく知り、持ち前の粘り強さで支えていく大久保。余人にはうかがい知れぬ両雄の絆を新視点でとらえつつ、維新回天に果たした二人の役割を活写した歴史長編。
「僕は遙さんに、一つ嘘を吐いているー」中学三年の夏休み。ソフトボール部の引退試合に現れたのは、アメリカから一時帰国した神之内宙と、謎の女子中学生だった…。宙が数学屋を始めたきっかけ。遙との距離。すべての謎が明らかになる、大人気青春数学小説、完結編!
犬に姿を変えられたつくろい師、死者の衣を剥ぐお婆、曰くつきの私家版の稀覯本…霊界の異形のものたちとの交わりを円熟味増す筆で紡ぐ、甘美で幻想的な異界への誘い。陶酔感あふれる「左近の桜」シリーズ第3弾!
頂上戦争で戦う海兵の兄弟、バラティエでデート中のカップル、革命軍本部に暮らす本好きの少女など、“普通の人"から見た麦わらの一味の姿を描く短編集!『ONE PIECE magazine』人気企画を単行本化!
木ノ葉のアカデミー生たちが霧隠れの里へ修学旅行へ出発! だが“血霧の里"を取り戻そうとする革命家が新・忍刀七人衆とともに戦争を企て……!? 人気エピソードの裏側を描く、ノベライズ第4弾!
大相撲の世界へ挑戦するため、高校中退を決意した火ノ丸。仲間たちとの「送別相撲」も終え、高校生活最終日を迎える中、小関たちはとある“サプライズ”を準備していた!?他、千比呂や佑真の過去話も収録!!
首相主催のジャーナリスト懇親会へ編集長の代わりに出席した月代。彼を見たときの首相の驚いた顔は、まるで幽霊を見たかのようだった。数日後、急に編集長が亡くなり、月代は車に轢かれそうになり、家に石が投げ込まれ、家族にまで災難が迫ってきた。俺が何をしたというのだ?ふと、五年前ある温泉町のバーで男と話した記憶が蘇った。自分が狙われる理由があの夜の出来事にあったのだ。
京ノ介が姉・後桜町帝の密命を帯び、江戸に来て四カ月。私塾“雅や”は活況を呈していた。ある日、家来とともに自作の和歌を売り歩く京の名家久我家の夕姫と知り合い、和歌作りを手伝うことになった。しかし夕姫の挙動に違和感を覚え、京ノ介は正体を調べ始める。一方幕府では、尊皇論者山県大弐の柳荘塾の動きを重く見て、朝廷を弾圧しようとする動きが生じていた。シリーズ第二弾!
伊達政宗の伯父にして山形の礎を築いた戦国大名・最上義光。父との確執、妹への思い、娘に対する後悔、甥との戦。戦場を駆ける北国の領主には、故郷を愛するがゆえの数々の困難が待ち受けていた。調略で戦国乱世を生き抜いた荒武者の願いとは…。策謀に長けた人物とのイメージとは裏腹に、詩歌に親しむ一面を持ち合わせ、幼少期は凡庸の評さえもあったという最上義光の苛烈な一生!
東海道の要所、箱根山。両親と兄弟を流行り風邪で亡くしたおさきは、引き取られた叔母にこき使われ、急峻を登る旅人の荷を運び日銭を稼いでいる。ある日、人探しのため西へ赴くという若侍に、おさきは界隈の案内を頼まれる。旅人は先を急ぐものだが、侍はここ数日この坂にとどまっていた。関越えをためらう理由は…(表題作)。東海道を行き交う人々の喜怒哀楽を静謐な筆致で描く連作集。