2017年11月20日発売
2010年『悪ノ娘 黄のクロアテュール』の発刊以来7年間続いた悪ノ娘・悪ノ大罪シリーズがついに完結! 悪とは一体何なのか?
舞台は20世紀前半のアマゾンの中流地域「エルドラード」。文明化されているとはいえ、人々は神話が色濃く残る世界に生きている。アルミント・コルドヴィウは、急死した父親の事業を継ぐが労働することに意識は向かず、一夜をともにしたきり姿を消した、あるインディオの女を忘れることができずにいた……。現代のブラジル文学を代表する作家が描く、文明と神話的世界が交錯した愛の物語。
髪飾りはどこに消えた!? 本と生き方を巡るささやかな冒険譚 小さな市立図書館の児童室に勤める 司 蕭子(つかさ しょうこ)は、 プライベートでは泣き虫で人見知り。 ある日、“司書子(シショコ)さん”と馴れ馴れしく蕭子を呼ぶ、 “タンテイ”、こと、反田(たんだ)とともに、 児童室で泣いていた女の子の髪飾りを探すことになるが……。 「本を開けばどこにだって行ける、 でも現実の世界はわたしには広すぎるーー」。 不器用な本の国の住人が、 なけなしの勇気を胸に歩きはじめる ハートウォーミングストーリー。 ■司書子さんとタンテイさん 〜木苺はわたしと犬のもの〜 第一章 髪飾り神隠し事件 第二章 初恋を追いかけて 第三章 ジギタリス殺犬未遂事件 第四章 想い出の庭 最終章 そこなし森の向こうがわ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。ある日、荘介を「パパ」と呼ぶ少女とその母親が来店、久美は初めて感じるモヤモヤをもてあます(『クリスマスにはまだ早い』)。少しずつ変わりはじめる荘介&久美の関係から目が離せない!小説家になろう発第1回お仕事小説コングランプリ受賞、「読書メーター」読みたい本ランキング(月間)第1位。大人気の菓子店シリーズ、ますます美味しい第四弾!