小説むすび | 2017年12月6日発売

篠原涼子主演。ママさん市議が 政治の世界で大奮闘する 月9ドラマを完全ノベライズ！ 2017年10月クールの月9ドラマ『民衆の敵』のノベライズが、文庫になって登場！　ママさん市議として奮闘する主人公・佐藤智子の名演説をはじめ、活字で再度読み返してみたくなるシーン満載の市政エンタテインメントです！ 内容「BOOK」データベースより 佐藤智子、40歳。夫はフリーター、4歳の息子あり。赤字ギリギリの生活でも家族仲良く暮らしていたが、たまたま知った市議会議員の年収950万円に目がくらみ、選挙に出馬。仕事はデキるのに社会への不満を抱えたママ友たちの共感と協力を得て、なんと当選してしまうーー。政治家としては型破りな活動を繰り返しながら、さまざまな社会問題に切り込んでいくママさん市議の活躍を描いた市政エンタテインメント！

東京の片隅にある奇妙なアパートで共同生活する草太と楽人の秘密は、大麻の密売で生活していること。自堕落で自由で楽しい日々は、楽人が思いを寄せるシングルマザーの月海とともに生きようしたとき終わりを告げる。二人に迫るヤクザの魔の手。彼らは次第に予測不可能な事態に巻き込まれていくー。都会の吹き溜まりで生きる、ギザギザ傷だらけ男たちのバイオレンス・ラブ・ファンタジー。

夫を病気で亡くした五十歳の専業主婦・清海は、満月の夜に遭遇した転落事故によって突然、三十年前のバブルに沸く一九八六年の渋谷にタイムスリップしてしまった。そこは清海のいた世界とよく似た別の渋谷。清海はそこで、失踪した叔父や、若き夫、さらには二十歳の自分と出会う。ある殺人事件の謎を解くことで、清海は元の世界に戻ろうとするが、思いもよらない真相が明らかになり…。