2017年6月1日発売
永禄四年九月、川中島。妻女山に立て籠もる上杉謙信を狙う、一人の美少女がいた。名は、野風(のかぜ)。幼さが残るその少女は、謙信の首を狙う山本勘助の密命により選ばれた、最強の刺客であった! 傑作時代活劇。
製薬会社の研究員・透は、同じ研究チームの北岡の婚約者・可奈恵に秘かに想いを寄せていた。だが北岡の車で帰宅中にタイヤがバースト。透と可奈恵は一命を取りとめるが、北岡だけが亡くなってしまう。9年後。アメリカである実験が行われていた。アリの殺虫剤のテストという名目だったが、そのアリは被験者15名をあっという間に噛み殺してしまう。実はこの世界は誰にも気づかれないまま二つに枝分かれしており、ネバダ核実験場の“チューブ”を通じて、アメリカと「もう一つのアメリカ」が秘密裏に交流していた。そしてチューブを通過したアルゼンチンアリが「向こうの世界」で交配し誕生したのが、この恐るべき殺人アリだったのだ。一見、何の関係もない2つの出来事。だがそれが1つの線で結ばれたときー世界を揺るがす陰謀が透を呑み込み、彼の運命は大きく変わっていく。ラスト、あなたの予想はきっと裏切られる。
田舎育ちの私がお見合いした相手は石油王!!「俺と付き合って欲しい。結婚前提だ」絶対に私を手に入れようと熱烈求婚?ド派手なお家も、動物園までプレゼント?しかも絶倫な身体で、すごいHまでされて。野蛮で強引すぎます!結婚なんて絶対無理!すると素直に反省する意外と可愛いところも。そんなっ!彼とは幼馴染みだった?子供の時から私だけを想っていたなんて!やりすぎ求愛が止まらないっ!!ご成婚ラブコメ。
長瀬香は、世界のゆがみを調整する管理者の失敗により、肉体を失ってしまう。しかも、元の世界に戻すことばできず、より文明の遅れた世界へと転生することしかできないらしい。そんなところに放り出されてはたまらないと香が要求したのは『私が思った通りの効果のある薬品を、自由に生み出す能力』さらにアイテムボックスと言語理解能力と少し若返った身体を手に入れた15歳の少女カオル、生み出した薬品ーポーションを使って安定した生活を目指します!
魔族が通う学園のクラス分け試験で四百階層の魔王級ダンジョンを作成してしまった青年クロノ。「クロノ君。君は一体何者なんだ!!」「俺はただの田舎の平凡魔族なんですが」。竜が飛び交い伝説のモンスターがうろつき、凶悪な魔法が日常的に使われている魔境で育った彼は、自分の常識がずれていることに気づいていなかった!魔力も身体能力も桁外れ、素手でドラゴンすら殴り倒せるクロノは、すぐさま学園中の注目の的になる。「君は魔王を越えた英雄に、国の救世主になれる器だ!」「俺は普通に友人を作って楽しく学べるだけでいいんですが…」自称平凡魔族が送る、無敵の英雄スクールライフ開幕!!
1937年秋、ナチズムが台頭するウィーン。少年はキオスクでフロイトに出会った。フロイトは少年の話に耳をかたむけた。--17歳で田舎から出てきた少年フランツの目を通して時代のうねりを活写した、ノスタルジックな空気感がたまらない青春小説。国際的に注目される現代オーストリア文学の人気作家、初邦訳! 【あらすじ】 自然豊かな湖のほとりに母とふたりで暮らしていた少年フランツは、田舎を離れウィーンのキオスクで見習いとして働くことになった。はじめてのひとり暮らしと仕事、都会の喧噪に期待と不安を感じながらも、キオスクの店主から新聞、葉巻、お客のことなどを学んでいく。そんなある日、忘れ物を届けたことで常連客のジークムント・フロイト教授と懇意になり、フロイトから人生を楽しみ恋をするよう忠告される。さっそくおしゃれをしてプラーター遊園地にくりだしたフランツは、謎めいたボヘミアの女の子に出会い、すっかり心を奪われてしまう……。ナチスドイツに併合されていくオーストリアの様子と、そのなかで少年が思い、悩み、考え、行動する姿を、静謐に物語る。
シリア詩人アドニスが精神分析学者を相手にイスラームとアラブを語る。宗教の暴力性と女性蔑視を問い、宗教と政治が結びつく危険性を糾弾し、信徒に深い思索を呼びかける。 《イスラームに内在する暴力がムスリムたちにどれほど影響を及ぼしているか。知性もさることながら、人間性そのものさえ損ないかねないほどなのです。》 《イスラームは男女両性の在り方を歪曲し、愛を否定し、女性的自我と男性的他者との関わりを、つまり、あらゆる人間関係を捻じ曲げてしまったのです。》 《彼らはただひと筋に信じる以外、ないのです。こうして暴力は神聖化され、公称の「歴史」もまた、神や預言者によって創造されたことになりました。》--本文より 日本語版への序文 止むことなく破壊は続く 公称の「歴史」を読み直す イスラームの成立とその精神 コーランには何が書かれているのか 女性、女性性、女性的なるもの 「イスラム国」を衝き動かすもの アラブに執着し続けるヨーロッパ 芸術と宗教、神話と宗教 詩は言葉と戒律の狭間で 真正アラブ・イスラーム史の復権のために 「記憶」から人々を救うために 結語 本質主義に抗して