小説むすび | 2017年9月30日発売

2017年9月30日発売

誰にでもできる影から助ける魔王討伐3誰にでもできる影から助ける魔王討伐3

著者

bob / 槻影

出版社

KADOKAWA

発売日

2017年9月30日 発売

勇者一行の歩みが止まる事はない。何故ならそれこそが聖勇者としての証明なのだから。ユーティス大墳墓での戦闘を経て、魔王クラノス討伐のために召喚された聖勇者・藤堂直継とその仲間たちー魔導師リミス、剣士アリア、氷樹小竜のグレシャのパーティー一行は、さらなるレベルアップを図るため新たなるフィールドに足を踏み入れた。そして今「魔導人形の谷“ゴーレム・バレー”」にアレスの嘆きが木霊する。「ああああああああああ、なぜ俺は…ステファンなんて呼んでしまったんだああああ」ステファン・ベロニド。新たなるサポートメンバーにして高レベルの白魔導師。しかし彼女を知る者はこう言って自らを慰めるー彼女は致命的な「ドジっ子」だと…。あらゆる予測と期待を超越する最凶無自覚な現象、それがステファン。魔王の影も蠢く渓谷で、アレスは今回も仕事を遂行できるのかー。これは、ハイ・プリーストであるアレスが、聖勇者を英雄に導くまでの物語。書籍版書き下ろしエピソード『ステファン☆おーばーあっぱー』も収録!!

13・6713・67

出版社

文藝春秋

発売日

2017年9月30日 発売

ジャンル

華文(中国語)ミステリーの到達点を示す記念碑的傑作が、ついに日本上陸! 現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティ、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。 本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(14年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。 2015年の台北国際ブックフェア大賞など複数の文学賞を受賞。世界12カ国から翻訳オファーを受け、各国で刊行中。映画化権はウォン・カーウァイが取得した。著者は第2回島田荘司推理小説賞を受賞。本書は島田荘司賞受賞第1作でもある。 〈目次紹介〉 1.黒與白之間的真實 (黒と白のあいだの真実) 2.囚徒道義 (任侠のジレンマ) 3.最長的一日 The Longest Day (クワンのいちばん長い日) 4.泰美斯的天秤 The Balance of Themis (テミスの天秤) 5.Borrowed Place (借りた場所に) 6.Borrowed Time (借りた時間に)

全訳 封神演義 第一巻全訳 封神演義 第一巻

中国古典神怪小説の集大成『封神演義』。 現在でも信仰され愛される哪吒や楊戩(二郎神)など神仙たちが登場し、姜子牙(太公望)が悪逆非道の紂王・妲己を打倒する。 ※『封神演義』(ほうしんえんぎ )とは 中国明代に成立した神怪小説。『商周演義』、『封神伝』、『封神榜』、『封神榜演義』ともいう。史実の殷周易姓革命を舞台に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品。文学作品としての評価は高くないが、中国大衆の宗教文化・民間信仰に大きな影響を与えたとされる。著者(編者)は一般に許仲琳とされることが多いが、定説はない。 【本書の特徴】 ・封神演義(全100回)を全訳。 ・神仙研究者、中国文学者、中国白話小説(封神演義)研究者、中国民間信仰研究者、各エキスパートが訳出。 ・各巻末コラムに「図像化」や「演劇」など、物語にまつわる多面的な内容を収載。 人物紹介 地図(殷末西周初期) プロローグ 第一回 紂王、女媧宮に参拝す 第二回 冀州侯蘇護、商にそむく 第三回 姫昌囲みを解き、妲己を宮に進めしむ 第四回 恩州の宿に狐狸、妲己を殺せしこと 第五回 雲中子、剣を進めて妖怪を除かんとす 第六回 紂王、無道にも炮烙を造る 第七回 費仲、計略にて姜皇后を廃す 第八回 方弼・方相、朝歌にそむく 第九回 商容、九間殿において節に死す 第十回 姫伯、燕山にて雷震を収む 第十一回 羑里城に西伯侯、囚わる 第十二回 陳塘関に哪吒、出世す 第十三回 太乙真人、石磯を収む 第十四回 哪吒、蓮花の化身を現す 第十五回 崑崙山の子牙、下山す 第十六回 子牙、火もて琵琶精を焼く 第十七回 蘇妲己、蠆盆をつくる 第十八回 子牙、主を諫めて磻渓に隠る 第十九回 伯邑考、貢ぎ物を進めて贖罪す 第二十回 散宜生、ひそかに費仲・尤渾に通ず 第二十一回 文王、誇官して五関を逃げる 第二十二回 西伯侯文王、子を吐く 第二十三回 文王、夜に飛熊の兆しを夢みる 第二十四回 渭水に文王、子牙を聘す 第二十五回 蘇妲己、妖を招き宴に赴く コラムー『封神演義』について  二階堂善弘

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