2017年9月発売
異世界へと呼び出され特別な能力を授けられた神谷士道。さぞやすごいチート持ちになれるのかと思いきや、手にしたのは「奇術師」という非戦闘系のハズレ能力だった。残念無念な感じでスタートした異世界生活だったが、師匠の古賀玄海と出会ったことで、ハズレながらも次第にその能力を駆使して強くなっていく。だが士道の前にかつて世界を滅亡させた伝説上の人物が現れて…。ハズレの烙印を押された男が強者としてのし上がっていく「小説家になろう」発、異世界成り上がりファンタジー。
ファルグリッドとファルシスに蔓延した病をエクリクスの十賢人であるダニエラらとともに治療した薫。しかし、薫に興味を持った十賢人の一人・ガイナスが、薫を手中に収めるべく彼を指名手配にしてしまった。冤罪だから問題ないと一笑に付す薫は、アリシアとともに温泉の街・ニーグリルを訪れるがー。「小説家になろう」発、異世界医療ファンタジー。
小さいけれど、料理の味とサービスが王都で評判の宿『竜亭の宿木』。若き女将のカーラ・グライスは、実は現代日本から転生してきた元・男性だった…!カーラの料理の虜になり、毎日食事をしにくる国王のカイルや、やり手のギルド受付嬢・リリカなど、カーラの宿は今日も大忙し!「小説家になろう」発、大人気お仕事ファンタジー!
超古代遺跡を探索中、一人、天空浮遊都市へと強制的に転移させられることになったエニードは、そこで人間の美少女にしか見えない魔動人形たちと出会い、彼女たちの主人となる。身の回りの世話をしてくれる人形たちのお陰で、楽園にいるかのような日々を過ごすことになるが、エニードは家族のもとへ帰るという意思も捨て切れなかった。果たして元いた世界へ戻れるのか?-「小説家になろう」発、大人気異世界転生ファンタジー2巻が早くも文庫化!
中国古典神怪小説の集大成『封神演義』。 現在でも信仰され愛される哪吒や楊戩(二郎神)など神仙たちが登場し、姜子牙(太公望)が悪逆非道の紂王・妲己を打倒する。 ※『封神演義』(ほうしんえんぎ )とは 中国明代に成立した神怪小説。『商周演義』、『封神伝』、『封神榜』、『封神榜演義』ともいう。史実の殷周易姓革命を舞台に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品。文学作品としての評価は高くないが、中国大衆の宗教文化・民間信仰に大きな影響を与えたとされる。著者(編者)は一般に許仲琳とされることが多いが、定説はない。 【本書の特徴】 ・封神演義(全100回)を全訳。 ・神仙研究者、中国文学者、中国白話小説(封神演義)研究者、中国民間信仰研究者、各エキスパートが訳出。 ・各巻末コラムに「図像化」や「演劇」など、物語にまつわる多面的な内容を収載。 人物紹介 地図(殷末西周初期) プロローグ 第一回 紂王、女媧宮に参拝す 第二回 冀州侯蘇護、商にそむく 第三回 姫昌囲みを解き、妲己を宮に進めしむ 第四回 恩州の宿に狐狸、妲己を殺せしこと 第五回 雲中子、剣を進めて妖怪を除かんとす 第六回 紂王、無道にも炮烙を造る 第七回 費仲、計略にて姜皇后を廃す 第八回 方弼・方相、朝歌にそむく 第九回 商容、九間殿において節に死す 第十回 姫伯、燕山にて雷震を収む 第十一回 羑里城に西伯侯、囚わる 第十二回 陳塘関に哪吒、出世す 第十三回 太乙真人、石磯を収む 第十四回 哪吒、蓮花の化身を現す 第十五回 崑崙山の子牙、下山す 第十六回 子牙、火もて琵琶精を焼く 第十七回 蘇妲己、蠆盆をつくる 第十八回 子牙、主を諫めて磻渓に隠る 第十九回 伯邑考、貢ぎ物を進めて贖罪す 第二十回 散宜生、ひそかに費仲・尤渾に通ず 第二十一回 文王、誇官して五関を逃げる 第二十二回 西伯侯文王、子を吐く 第二十三回 文王、夜に飛熊の兆しを夢みる 第二十四回 渭水に文王、子牙を聘す 第二十五回 蘇妲己、妖を招き宴に赴く コラムー『封神演義』について 二階堂善弘