2018年10月3日発売
日本史10人の女たち日本史10人の女たち
時代の制約にしばられつつも、時には反発し、時には受け入れ、強く歩み続けた女たち。時代をこえて語りかける10人の言葉は、現代を生きる私たちにも共感できるはず。 ここには教科書からは見えてこない「日本の女性の歴史」がある。通読することで日本の歴史と文芸の流れに触れることのできる1冊。 野の声、森の声 縄文のシャーマン 女王と呼ばないで 台与 日出処のわたし 推古天皇 この平城京の片隅で 笠女郎 おもろい女たち 清少納言 水の音 建礼門院右京大夫 森に溺れる 森女 私たちの戦国 高台院おね 月が私について来る 遊女勝山 世界はこの手の中に 葛飾応為 おわりに 人物紹介と解説 主要参考文献
岬岬
戦時下の小学生と教師たち。東京五輪間近、ドイツ留学を前にためらう研究者。自然のままに生きた弟…表題作ほか、20世紀を生きた人々の様々な時間が呼応する、柴田文学の新たなる境地。半世紀の時を経て書き継がれた中短篇集。
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