2018年3月15日発売
20年間せっせと山で薬草採取だけに励んできたおっさん冒険者ケインは“薬草狩り”と揶揄されながらも、地味で穏やかな暮らしに満足していた。ある日のこと。日課の薬草狩りをしていたケインは、偶然にも超レアアイテム「蘇生の実」を手に入れる。だが、無欲なケインは、売れば城が建つほど高価な「蘇生の実」を、仲間を救うために奔走していた少女に僅かな銀貨で譲ってしまった。翌日突如Sランクのパーティーからの加入依頼が舞い込んだ。「蘇生の実」を譲った少女は、剣姫と呼ばれる最強冒険者アナストレアだったのだ!!それからというもの、偶然死にかけの魔獣を倒したり、遥か年下の聖女に告白されたりと、善良だけが取り柄のケインの地味な生活は彼女との出会いから一変していくことになりー!?バトルありコメディあり美少女ありの、おっさん系“究極”癒やしファンタジー!!
かつてその世界で“賢者”とまで称されながらも、『魔法戦闘に最適な紋章』を求め未来へと転生したマティアス。マティアスは幸運にも一度目の転生で最強の紋章を手に入れるが、なぜか未来でその紋章は「失格紋」と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、魔法理論さえ退化させられていた陰に魔族の陰謀を感じ取ったマティアス。いつの間にか学園や魔族対策を担う魔法師団にまで潜入していた魔族は、マティアスの懸念そのままを脅威にして見せつけるかの如く、王都へと襲撃を掛けた。それを迎え撃ち、栄光紋を持つ少女・ルリイや、常魔紋の持ち主アルマ、ドラゴンの少女イリスたちとともに魔族を退けたマティアスは、ついに学校を辞すことに決め、更なる鍛錬と龍脈の調査のため、4人で巨大迷宮へと向かおうとするがー!?
人生の最後に最高の娼婦を抱き、死ぬまでに培った経験を持ったまま20代に生まれ変わったルーカス。ビアンカを嫁に迎え、伝説の精霊へリンを従えた彼は、ついに姫騎士ジュリエットの心を射止め、領主の身分まで手に入れた。立場は変われど二度目の人生でもこれまで通り日課をこなすルーカス。その姿に惹かれる少女がいる一方で、暗殺者の魔の手がルーカスに迫る!70年の経験による『技』。若返って手に入れた『体』。そしてビアンカやヘリン、エステルの言葉をもとに、新たに『心』を獲得したルーカスは、敵を退け、とうとう頂点を極める!!チートなしでも最強!webで大人気の“二度目の人生物語”!!
西郷・大久保が躊躇した文明開化と源頼朝以来の封建制打破を成就し、四民平等の近代国家を目指した木戸孝允の愛と憂国の生涯を描く大作(上巻)、「黒船来航」「禁門の変」から「廃藩置県」まで。
時は室町時代ー戦乱のなかで頭角をあらわした里見義実は、安房国の領主になった。しかし、城攻めの窮地に追い込まれたとき飼犬の八房にむけた一言が禍となって、娘の伏姫の身にふりかかる。伏姫の数奇な運命と、そこから生まれた八犬士たちの物語がはじまる…