小説むすび | 2018年7月19日発売

2018年7月19日発売

元将軍のアンデッドナイト(2)元将軍のアンデッドナイト(2)

出版社

小学館

発売日

2018年7月19日 発売

巨悪を挫くは、圧倒的な力と義。 二百年前の統一戦争において、常人には扱うこともできぬ超重量の魔金(オルガン)製鎧と大剣を駆使して戦場を駆け抜け、数々の戦果を上げた超英雄・ランベール。 仕えていた主君から叛意を疑われ非業の死を遂げた彼は、時代が移り変わりすっかりと平和になったレギオス王国にて、偶然アンデッドナイトとして蘇ったーー。 その後、レギオス王国のアインザスにて、二百年前の怨敵・ドーミリオネを人知れず倒し、都市に陰謀を持ち込んでいたオーボック伯爵の謀略を防ぐ。 そして、時代を超える超英雄の物語は、次の都市バライラへと向かってた。 その目的は、オーボック伯爵の騒動の際に名前の出た『笛吹き悪魔』という禁魔術組織の情報収集である。 死してなお、レギオス王国への忠義心を忘れぬランベールは、王国に危機をもたらす可能性のあるものを、全て滅ぼす覚悟をしている。 そんな彼の前に現れる『笛吹き悪魔』の「八賢人」が一角。 それは、かつてランベールが討ち果たした、史上最悪の錬金術師ガイロフが生み出した魔道書を操る魔術師。 果たして繰り広げられるは稀代の死闘か、殺戮かーー。 最強のアンデッドナイトが繰り広げる、再英雄譚。堂々の第二弾!!

奇妙な小話 佐藤春夫 ノンシャラン幻想集奇妙な小話 佐藤春夫 ノンシャラン幻想集

出版社

彩流社

発売日

2018年7月19日 発売

「廃墟趣味」に溢れた 佐藤春夫の柔軟自在でありながら強靭な物語が 現代仮名遣いによって甦る! 佐藤春夫を一言で表せば、「ノンシャラン」。 nonchalant は、 ふつう「無頓着」とか「暢気」とか「だらしない」とか、 およそ褒め言葉には向かない語だが、 でも「そういう気楽さで暮らせたらいいな」とちょっと憧れて しまうところのある境地を指す。 でもノンシャランでいるには覚悟もいれば知恵もいる。 都市文化に蔓延していた大衆に迎合せず、 時流に迎合してふらふらしてしまう世間一般に比べたら、 まことに凛としていたし、「ここではない何処か」を 常に求めていた「ノンシャラン佐藤春夫」の小説世界が新たに。 収録作品 円光 或る女の幻想 形影問答 薔薇を恋する話 海辺の望楼にて 奇妙な小話 おもちゃの蝙蝠 あじさい 死を見た話 車窓残月の記 のんしゃらん記録 大都会の一隅 コメットX 放浪三昧 礼装 飯田橋の神様 或る文学青年像 永く相おもうーー或は「ゆめみるひと」--   解説 夢想と覚悟のノンシャラン  長山靖生

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