小説むすび | 2018年9月22日発売

2018年9月22日発売

ビストロ三軒亭の謎めく晩餐(1)ビストロ三軒亭の謎めく晩餐(1)

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KADOKAWA

発売日

2018年9月22日 発売

三軒茶屋にある小さなビストロ。来る人の望みを叶える魔法のような店。料理は本格派、サービスは規格外。どんな事情の客も大歓迎。--ここ『ビストロ三軒亭』には、お決まりのメニューが存在しない。好みや希望をギャルソンに伝えると、名探偵ポアロ好きな若きオーナーシェフ・伊勢優也が、その人だけのオリジナルコースを作ってくれる、オーダーメイドのレストランなのだ。ひと月ほど前までセミプロの舞台役者だった神坂隆一は、姉の紹介でこの店のギャルソンとして働くことに。個性豊かな先輩ギャルソンたちに気後れしつつも、初めて挑んだ接客。だが、担当した女性客が、いろいろな謎を秘めた奇妙な人物であることを、隆一はまだ知らずにいた……。美味しい料理と謎に満ちた、癒しのグルメミステリー。 1〜アントルコート〜 奇妙な客の荷物と残した料理から、シェフが謎の真相に迫る。 2〜ダンドォーマロン〜 スペシャルな七面鳥の栗詰めで、店内で起きた事件を解決! 3〜ラクレット〜 チーズたっぷりの試食会にやって来たのは、なんと3人の魔女? 4〜キッシュ・ロレーヌ〜 シェフがなぜか作れない料理、キッシュに隠された秘密とは。

マジシャン 最終版マジシャン 最終版

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2018年9月22日 発売

手も触れずカネを倍にしてくれる男がいる! あやしげな噂に大規模な詐欺の臭いを嗅ぎつけた刑事・舛城は、天才的なマジックの才能を持つ少女・沙希の助けを借り捜査を始めた。舛白は防犯カメラがとらえた現場映像を入手。そこには確かに倍に増えていく札束の山が映っていた! いったいどんなトリックなのか? そして裏で進行する金融詐欺の真相は? スリリングかつリアルな知的頭脳戦の“最終形”が開幕!「完全版」を大幅改稿した「最終版」! 『マジシャン 最終版』は、続編『イリュージョン 最終版』と共に「再演」されるに当たり、マジックを題材にしたミステリーの妙味がブラッシュアップされ、時代性が約一〇年前から最新のものへと書き換えられただけでなく、社会における子供と大人の関係性というテーマにも磨きがかけられた。時間を忘れて楽しめる小説でありながら、読み終えた後に必ず、心に残るものがある。稀代のエンタイテイナー・松岡圭祐の作家性を象徴する、名シリーズとの出会い(もしくは再会)を、心ゆくまで楽しんでほしい。 吉田大助(書評家・文芸ライター)(解説より)

イリュージョン 最終版イリュージョン 最終版

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青年ながらもどんな手口も見破ると話題の“万引きGメン”椎橋彬。だが、彬にはもう一つの悪魔的な顔があった。マジックの知識を利用して周囲や防犯カメラを欺き大胆不敵な犯罪を繰り返していたのだーー。刑事・舛城と天才マジック少女・里見沙希が捜査を開始。見えてきたのは彬の見事な手口と、暗い過去だった……。彬vs沙希、マジシャン同士の究極の頭脳戦の行方は!? 知的エンターテインメントの“最終版”!「マジシャン第2幕」を大幅改稿した「最終版」誕生! 里見沙希の人生を辿ると、同世代の若者たちに比べて恵まれない少女時代を送ってきたことがわかる。幼い頃に両親を失い、養父の後見はあったものの児童養護施設で育った。そして、孤独のうちにマジックに光明を見いだした。そう、里見沙希もまた、椎橋彬と同様、周囲の大人たちへの不信感を持って育ったマジシャンなのだ。それだけに『イリュージョン』のクライマックスで、二人の人生が交差するシーンは感動的なものになっている。 タカザワケンジ(書評家)(解説より)

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