小説むすび | 2019年10月28日発売

2019年10月28日発売

ご隠居は福の神1ご隠居は福の神1

出版社

二見書房

発売日

2019年10月28日 発売

貧乏正義漢の無役旗本、居候のスーパー爺さん、皆の心に花を咲かせる ! 可哀想な人を日々助けるが、自らは貧乏にあえぐ若旗本。 その屋敷に一人の老人が…。 何にでも長けた 「 ご隠居 」 が、若殿を幸せの伝達師に ! 心に花が咲く ! 新シリーズ第1弾 ! 「 世のため人のために働け 」 の家訓を命に、小普請組の若旗本・高山和馬は金でも何でも可哀想な人たちに分け与えるため、自身は貧しさにあえいでいた。 ところが、ひょんなことから、見ず知らずの「ご隠居」を屋敷に連れ帰るが、料理や大工仕事はいうに及ばず、体術剣術、医学、何にでも長けていた。 和馬はこの老人と暮らすうち、いつしか幸せの伝達師に ! 「 ご隠居 」 は何者? ◆ 著者について 井川香四郎 いかわ・こうしろう 1957年、愛媛県生まれ。主なシリーズに「とっくり官兵衛酔夢剣」「蔦屋でござる」(二見時代小説文庫)、 「くらがり同心裁許帳」「ふろしき同心御用帳」「おっとり聖四郎事件控」「うだつ屋智右衛門縁起帳」(光文社文庫)、 「暴れ旗本八代目」「洗い屋十兵衛影裁き」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」「飯盛り侍」「御三家が斬る!」(講談社文庫)、 「樽屋三四郎言上帳」「寅右衛門どの江戸日記」(文春文庫)、「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎文庫)、 「金四郎はぐれ行状記」(双葉文庫)、「かもねぎ神主禊ぎ帳」「暴れん坊将軍」(角川文庫)、 「刀剣目利き・神楽坂咲花堂」「幕末繁盛記・てっぺん」(祥伝社文庫)、 「もんなか紋三捕物帳」(徳間文庫、双葉文庫、実業之日本社文庫、光文社文庫)など多数。 他に、『別子太平記』『島津三国志』(徳間書店)がある。 ◆ 好評既刊 『 蔦屋でござる 』( 二見時代小説文庫 )

kaze no tanbun 特別ではない一日kaze no tanbun 特別ではない一日

【概要】 この本はあなたの本棚のために特別に作られました──。 西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第一弾。現代最高の文章家17人が「特別ではない一日」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合い、まるで一篇の長編作品のようにも読めるかつてない本です。 【kaze no tanbunとは】 「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰、そして文芸ムック『たべるのがおそい』編集長をつとめた西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文」(西崎氏)。全3冊を予定。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。 山尾悠子 「短文性について1」 岸本佐知子「年金生活」 柴崎友香 「日壇公園」 勝山海百合「リモナイア」 日和聡子 「お迎え」 我妻俊樹 「モーニング・モーニング・セット」 円城塔  「for Smullyan」 皆川博子 「昨日の肉は今日の豆」 上田岳弘 「修羅と」 谷崎由依 「北京の夏の離宮の春」 水原涼  「Yさんのこと」 山尾悠子 「短文性について2」 円城塔  「店開き」 小山田浩子「カメ」 滝口悠生 「半ドンでパン」 高山羽根子「日々と旅」 岡屋出海 「午前中の鯱」 藤野可織 「誕生」 西崎憲  「オリアリー夫人」

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