2019年10月6日発売
現代日本から戦国時代へと逆行転生を果たした、熱田商人・浅田屋二代目大山源吉。彼は戦国時代に誰が覇者になったかを知っている。そこで転生者としての知識を最大限に活かしたうえで、商人として銭の力で天下取りを画策する。もちろん大山は武人ではない。彼は美濃・尾張の雄、織田信長を神輿として担ぐことを決意した。織田信長といえば、戦国時代において武力のみならず、銭の力を理解した数少ない偉人だ。果たして、大山源吉は信長と共に戦国日本を制覇することができるのか!?
マルーク王国に続き、シュトラウト公国を瞬く間に殲滅せしめた蟲の女王・グレビレア。彼女は、シュトラウト公国の湾岸部にちょっかいを出してくる賊に興味を示す。彼等の正体は、公国近海で略奪行為を行う女海賊・イザベルとその一味であった。海賊たちはアトランティカという共同体を成しており、その戦力は馬鹿にはできない。グレビレアはイザベルと結託し、海上戦力の強化をはかる。これは、すみやかに第三の目標であるフランツ教皇国に攻め入るための布石であったー。
サイクロプスを倒した継人とルーリエ。そのことによって、他の冒険者や不逞の輩に狙われるのではと警戒していたが、早速ルーリエがさらわれてしまった。途方に暮れている継人の前に現れたのはBランク商人のフリードと名乗る老人だった。フリードと協力し、ルーリエの行方の手がかりをつかんだ継人は、北の街ロゾリークに連れ去られたことを突き止める。そのころ、魔鉱都市ベルグの遙か北の岩石地帯では『三大兇紅』と呼ばれるセフィーナが覚醒、なんと、同じくロゾリークの街を目指していたのだった…。
元警察官でミステリマニアの私立探偵の「俺」はくだらないもめごとに巻き込まれて死んでしまい、記憶を持ったまま異世界の住人として転生し、ヴァンと名乗る。転生した先は、剣と魔法、モンスターとダンジョンがある世界。そこでヴァンは、持ち前の魔術の才能に前世からの知識や記憶を活かして、王都の名門校に入学する。入学から3年。王女から表彰を受けるほど優秀な成績を収めたヴァンだったが、その表彰式のさ中、惨劇は起きた。不可解と言えばあまりに不可解なこの事件を解決できるのは果たして誰か!?