2020年11月13日発売
有料インターネットラジオ『ネットONGAKU』で朗読コーナーを担当するいっ子は、ラジオのネタ探しに奔走する生活を送っていた。不良女子高生グループや未解決事件に関わっていた元警官、ゲイの友人など、ユニークな登場人物たちと繰り広げられるエキサイティングな日々を描いた、感動の傑作短編集。
雑誌取材のため、四国・松山駅から出発する観光列車「伊予灘ものがたり」に乗り込んだ編集者の新見は、車窓から海に向かい祈る老女・金子ハルに興味を抱いた。太平洋戦争敗戦の翌日8月16日、ハルが愛した航空兵が当時最新鋭の戦闘機・紫電改で伊予灘を飛び立ったという。しかし、彼女以外、誰もその飛行を見た者はいなかった…この謎に迫るため取材を続けていた新見が死体で発見され、十津川警部が捜査を開始するがー。
「-強いか弱いかしか興味ないヤツって、たぶんもう、冒険者じゃないよね」怪物と成り果てた「初心者狩り」を打倒した君の一党はさらなる迷宮の深淵に挑む。そこには、未知の怪物との邂逅と、ある一党との出会いがあったー。女司教と因縁のある一党と、彼女を賭け、迷宮探険競技をすることになった君は、暗黒領域へと一党とともに挑む。「小鬼になぞ、関わっている暇はないのです!何故ならわたくしが…わたくしたちが、世界を救うのですから!」「ゴブリンスレイヤー」の10年前を描く外伝第2弾。これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。
ある日突然異世界に召喚され、不遇職『テイマー』になってしまった元ブラック企業の社畜・佐野ユージ。不遇職にもかかわらず、突然スライムを100匹以上もテイムし、さまざまな魔法を覚えて圧倒的スキルを身につけたユージは、弱っていた森の精霊ドライアドや魔物の大発生した街を救い、果ては神話級のドラゴンまで倒すことに成功。異世界最強の賢者に成り上がっていく。その後も幾度となく戦いを重ね、ついには「赤き先触れの竜」にさえ打ち勝ったユージ。そんな彼を見たバオルザードは、ユージが「黒き破滅の竜」を倒せる唯一の存在「蒼の血族」ではないかと考え始める。一方、もはや「黒き破滅の竜」との戦闘は避けられないと理解したユージは、「救済の蒼月」の資金源を断ちつつ、テイムしたスライムたちを強化する方法を発見。さらには「黒き破滅の竜」の倒し方を知る新たな仲間をテイムすることにー!?
生徒の引率として追放された王都へと戻ったジェイド。王都で伝説の三傑エメリアが開いた次元の世界からドラゴンを呼び出してしまったが、死闘を繰り広げた末、ドラゴンの親子と親睦を深めていく。だが王都を発つ日、アマネの魔力回路の診断の際に、アマネの中に原始の魔法使い・ヨドの魂が存在していることが発覚すると、ヨドの復活を阻止するため魔帝国へと向かうのであった。