2020年12月10日発売
『蜘蛛ですが、なにか?』の世界観が鮮明になる!ネタバレ要注意の設定が詰まった、魅惑の一冊!(1)書き下ろし&過去の店舗特典SS、計30本以上!(2)輝竜司先生のキャラクターデザイン30キャラ以上!設定ラフやこだわりポイントも掲載。(3)輝竜司先生描き下ろしカラーイラスト5点!(4)転生した他クラスメイトたちの固有スキルが明らかに!
タイトル戦も終わり、再び「世界一位」を目指すため動き出すセカンド一行。そんなある日、突然カメル神国から手紙が届く。不審に思いつつも中身を確認すると救助要請のようで、そこには「フランボワーズ一世」-かつてのゲームプレイヤーの名前が…!真偽を確かめるためカメル神国へ潜入したセカンドだったが、なぜか国を牛耳る教皇から囚われの聖女を助けるため、革命軍に協力することになる。軍師ウィンフィルドから秘策を授けられ、いざ、決戦のとき!!
不慮の事故から、突然異世界へ来てしまった警備員の悠里。強面だが親切な騎士団長に保護され、自身も警備の仕事をゲット。第二の人生はのんびりライフを送ろうと決意する!異世界食材で絶品ご飯を作って理想のスローライフ…と思いきや、餌付けしたもふもふ狐が実は神獣だったり、興味本位で作ったポーションが規格外だったり、うっかりやらかしまくり!!仕舞いには、神が遣わした『光の申し子』と崇められてしまい…。夢見たスローライフは前途多難!?
親族に命を狙われる貴族令嬢クリスをやっと祖父に引き渡したヒロ一行。まだ護衛は終わってはいないが、しばらくコロニーで羽を伸ばすことに。メイをアップグレードするために工房を訪れたり、突然来訪してきた休暇中のセレナをあしらっていたら…クリスの船に自爆覚悟の小型船が突撃!中から現れたのはまさかのレーザーを剣で弾く強化サイバネ剣士でー重火器装備のメイとヒロとで白兵戦開始!?謎のフェレット型宇宙人との邂逅を描く書き下ろしも収録。
物の作製やスキル付与、拡大・縮小まで何でもこなす『鍛冶師』の力で王都をケルベロスから守ったレリウス。その偉大すぎる功績により、国王から一等勲章を授与されることに!しかし王城で出会った王女ユミネから、直々にある依頼をされる。表向きは交通の要衝である街・キュガイアの復興。その真の目的は、王女が見た「勇者が死ぬ」という予知夢を回避するための調査だった。復興資材や食糧の不足はサクッと解決し、さっそく調査に乗り出すレリウスだったがー?
魔王さまのペットとして、幼女生活を満喫中のわたし、プレセア。人間界で酷使されていた頃とは正反対の幸せな毎日だけど、みんなにまだ元聖女だと明かせていないのが悩み。そんな時、元婚約者のエルダー王太子が接触してきてー。人間界に戻って、もう一人の聖女・ヒマリを手伝えって絶対ムリです!決着をつけようと人間界に向かったわたしが知ったのは、魔王さまにまつわる驚きの真実…!元聖女で今幼女のわたし、ペット生活のため本気出します。
パン屋の娘エリーがジョブ判定式で引き当てたのは、出世確実の超レア職「錬金術師」!ところがこのジョブ、王都の魔法学院に強制入学、巨額の学費は借金確定…と、なるまでの道のりがハードすぎて大ピンチ!?お金を稼ぐため、エリーはスキルを活かしてダンジョンで冒険したり、ポーションを生産したりと、入学前から大忙し。そんな時、偶然この世界の秘密を知ってしまい…?無自覚“賢者の卵”、チートで一流錬金術師を目指します!
ひとつの国に滞在するのは三日間だけー。短編連作の形で綴られる、人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。書き下ろしあとがき収録。新作掌編もどこかに掲載。
ひとつの国に滞在するのは三日間だけー。短編連作の形で綴られる、人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。書き下ろしあとがき収録。新作掌編もどこかに掲載。
ひとつの国に滞在するのは三日間だけー。短編連作の形で綴られる、人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。書き下ろしあとがき収録。新作掌編もどこかに掲載。
ちびのミイに気づかされる、自分本来の強さとしなやかさームーミン谷の知恵をいっぱいつめこんだ、あなたへの一冊。
従軍経験を持ち、サンドイッチ店の創業者として成功を収めた忠一郎と、終戦の翌年に生まれた新聞記者の異母弟・良也。世代も価値観も違い、まったく別の人生を歩んできた二人だが、ともに若い頃に愛した人の幻影を追い続け、またかつての戦争にこだわり続けていた。忠一郎は弱肉強食の企業戦争と自身の従軍体験を重ね合わせて精神的に疲弊していき、良也は昔の恋人・茜が失踪してしまったのは、茜の父の戦争体験が関係していたことを知るー。実業家でもある著者らしく、戦後の経済成長や、企業間の争いを交えつつ、戦中・戦後派が引きずる戦争の暗い影を描いた大作の完結編。
物置小屋で生まれた、「小津もの」含む名私小説9篇。小田原の魚商の長男として生まれた著者・川崎長太郎は、家督を弟に譲り、文学の世界へ。たびたび東京暮らしを経験するが、30歳になる頃、小田原の海岸にある実家の物置小屋に住み着き、物書きのかたわら私娼窟通いを続けるー。そんな著者の尋常ならざる日常を切り取った、味わい深い私小説集。「淡雪」「月夜」「浮雲」はうだつの上がらない物書きとのつかず離れずの関係を、若い小田原芸者の視点で描いた佳作。映画監督・小津安二郎(ここでは「大津」として登場)と、「小川」として登場する著者、そして小田原芸者との三角関係を描いた、いわゆる「小津もの」のひとつ。そのほか、実家で働いていた奉公人を描いた「ある生涯」、著者を批判し続けるが薬物におかされてしまった友人を描く「ある男」など、全9篇を収録。
妻をモデルに描いた肖像画『東方ノ女神』で一躍時代の寵児となった画家ショーン。だが、妻のディアーナはモデルを務めるうちに、奇妙な感覚を覚えるようになっていた。夫が描いているのは自分ではないー。しかし夫も周囲の人々もディアーナの不安を理解せず、思い悩んだ彼女は次第に憔悴し、謎の死を遂げる。そして、彼女に代わってモデルとなったローズマリーも同じことを口にするように…。第二回創元ファンタジイ新人賞受賞『宝石鳥』の著者がおくる、描くことにとり憑かれた画家と、彼を取り巻く女性たちをめぐる幻想譚。