2020年12月28日発売
韓国で35万部突破! パク・ミニョン×ソ・ガンジュン豪華共演 ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」原作 田舎の小さな書店を舞台に繰り広げられる 心温まるヒーリングロマンス ★イ・ドウのロングセラー処女作 『私書箱110号の郵便物』 2023年10月発売(予定) ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていた。「グットナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。 外は冷たい銀世界が広がり、グッドナイト書店の中は温かく穏やかな時間が流れる。 ふたりの間には、雪の結晶のように、ひとつふたつと少しの重たさも感じさせずに、愛情が舞い落ちていく。ゆっくりと溶けていく痛みと孤独。やがて明らかになる過去の秘密とはーー。 傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。 それぞれが再び人生を歩み始めるまでの、心温まる愛の物語。
[商品について] ー祖父と父、そしてぼくが生きる「この国のかたち」とはー 衆議院議員を1期つとめた後、国粋主義的立場から院外活動を行い、大正天皇への直訴事件や対米戦争の早期終結を画策して、憲兵隊の監視の網をくぐり抜けながら講話促進運動に関わった祖父・雨宮良之。戦後共産党から立候補して衆議院議員となった後、社会党に移籍して社会民主主義を標榜し、極左の社会主義協調派と対立して激しい党内闘争を繰り広げた父・雨宮富平。その一人息子である「ぼく」は、父の遺品を整理しながら日本の近現代を駆け抜けた二人の資料館を作ろうと考える。世の中の出来事の裏側に潜む深い闇に目を向け、それらが映し出すこの国の姿と未来についての思索を重ねながら、自らの信念に従い身命を賭して闘う政治家であった祖父と父の事跡を綴る、自伝的小説。 [目次] プロローグ 第一章 天皇とマルクスの遺産 第二章 猫と詔勅 第三章 桜花の誉れ 第四章 すぎにし日々の木霊 第五章 坊主と迷信 第六章 大日本帝国に捧げるレクイエム 第七章 夏草館としゃぼん玉 第八章 されどすずしろの日々 第九章 統一痴呆選挙異聞 [出版社からのコメント] 政治への国民の期待と信頼が薄れ、数の論理で動く国政の中で自らの投じる一票の力が幻想に過ぎないことを感じるいま、社会を変えていくために求められるものは何か、その答えを探している方も多いかも知れません。本書を通じて、日本の国のあり方について多くの方が考えるきっかけを持っていただければ嬉しく思います。 【著者略歴】 雨宮惜秋(あまみや・せきしゅう) 1944年2月、東京都生まれ。資料館を経営。 著作一覧 2001年 『瑞宝館によせて』(自費出版) 2006年 『慟哭のヘル・ファイアー』鶴書院 2007年 『囁く葦の秘密』鶴書院 2008年 『小説恐怖の裁判員制度 : ワッ赤紙が来た! 懲役と罰金のワナ! : 続・囁く葦の秘密』鶴書院 2009年 『恐怖の洗脳エコロジー : 囁く葦の秘密 完結編』鶴書院 2009年 『小説恐怖の洗脳エコロジー : 囁く葦の秘密 完結編』鶴書院 2013年 『純白の未来』(自費出版)