2020年12月4日発売
神が創りし迷宮のある世界。狩人の少年シュンは、現代日本から召喚された双子の少女ユアとユナと成り行きでパーティを組んで迷宮を攻略することに。銃と剣と魔法で戦うRPGのような迷宮で、シュンの“狩り”が始まる!しかし、それは、異世界からの召喚者、果ては神までもが驚愕を超えて苦笑するほどの超絶廃プレイそのものだったー!?死闘と混沌が支配する迷宮攻略RPG小説!!
神様のお願いで違法召喚された勇者を説得することになったネロ&ミーちゃん。しかも元凶のロタリンギア王国が勇者を連れて攻めてきた!?神猫一行、戦場への潜入作戦開始!新たな仲間の知識チートを活かしての商品開発や、王都で屋台神猫屋の営業を始めたりと大忙し!そしてもう一人の転移者、彩音さんとの出会いがネロの考え方を変えていき…異世界モフモフ紀行、出会いと別れの第四弾!
目覚めたとき、俺は小魚になっていた。てか、そもそも俺は誰なんだー川の中に転生した男は、絶望の中、スキル「天の声」で、様々な経験を積んで少しずつ進化すれば、最後には龍になれることを知る。生きる目的を得た男は、水を得た魚のごとく(いや、もう魚だし!)、最強の龍を目指し始めるが…。前代未聞、涙と笑いのスキルアップアドベンチャー!
新進気鋭のS級パーティーを支えていた聖獣のいない聖獣使いロックは、仲間に囮として捨てられた。だが襲ってきたフェンリルと会話が通じ、聖獣として使役することに。獲得した「聖獣の箱庭」を一緒に拡張しつつ、同じように独りぼっちの聖獣達を仲間に加え最強モフモフパーティーを結成していく!聖獣達と旅に出る逆転ファンタジーここに開幕!
女の子をかばって車に轢かれ、「俺」はRPG世界の「レクス」に転生していた。あらゆる分野の技能を備えたイケメン・レクスだが彼は序盤のお助けキャラ。低過ぎる成長率、残念過ぎる固有技、器用貧乏過ぎるステータスでレクスが無双出来るのは最初だけ。あっという間に役立たずになってしまう危険性を前に俺は決意した。「世界を救う」ことも「魔物との命懸けの戦い」もゲームの主人公様に任せて、のんびりしよう!これは「主人公」を探す凡人が、なんだかんだで世界を救う英雄になってしまう物語ー。
エマとの再会を果たしたノーマンたちは、みんなでこれまでの想い出を語りあっていた。 “誕生日"、“嵐の夜"、“コニー"、“チェス"-。アニメDVDブックレットやジャンプGIGAに掲載された秘話が、書き下ろし短編を追加し、再編集され単行本化!! 今こそ読みたい想い出が詰まった小説版第4弾!!
寂しくて、迷ってしまったときは“物語”を読んでー。図書室を舞台に、“読書”との出会いで変わっていく少女たちの心模様を描く、全六篇の連作短編集。図書委員のあおいはある日、苦手な同級生を図書室で見かける。本に興味がないはずの彼女が、毎日来るのはなぜだろうと疑問を抱き…。「その背に指を伸ばして」。読書嫌いのあかねは、本を読まずに読書感想文の宿題を終わらせたい。偶然クラスメイトが捨てた下書きを見つけて、それを利用しようと奮闘するが…。「やさしいわたしの綴りかた」ほか、全六篇を収録。
映画会社の助監督試験に落ちた五堂顕は、運命的な出来事によって照明部に配属されると、照明技師としての腕をめきめきと上げていった。数年後、顕は、恩人である女優・衣笠糸路に対して賞味期限切れだという周囲の心ない言葉に憤激し、ある方法を使って最高のライトを当てようとするがー。月日は流れ、4Kや8Kの時代に突入すると、照明技師の存在を軽んじる監督が現れる。「ライト・スタッフ」は本当に必要なのか。照明の未来はどうなってしまうのかー。
「人間たちが探しているものは、たった一輪のバラとか、ほんの少しの水のなかに、ちゃんと見つかるものなんだよ…」サン=テグジュペリが綴った、目には見えない、ほんとうに大切なもの。人生にそっと寄り添う53の言葉。
まだ夜が明けていなかった。南紀州の山々は古くから三千六百峰と呼ばれてきたが、その山々や各地に散在する村々を激しい春の風雨が襲っていた。一九一二(大正一)年のある晩春の夜明け、流域の山々や谷々の水を集めて富田川の濁流が勢いを増し、重いうなり声をあげて紀伊水道へと流れ込んでいた。(「第一部・灰色の雲」より)。
冒険者になる夢を諦めず、補助職である【荷物持ち(ポーター)】を続けるラベルは、冒険者であるハンスに逆恨みされてギルドから追放されてしまう。陰湿な根回しで追い詰められるラベルだったが、自分と同じ境遇の少女剣士リオンと出会う。彼女の秘めたる能力と自らの持つスキルに冒険者パーティーとしての活路を見出したラベルは、ギルドの立ち上げを決意する! 「小説家になろう」で月間総合1位を獲得!! 話題の成り上がり群像劇ーー待望の書籍化!!
冒険者には無用の“鑑定眼”スキルのせいでパーティーを追い出されたシンクは、一冊の古びた本を手に入れる。それは“鑑定眼”保持者しか読めない、あらゆる魔道具の作り方が記された魔道書であった。新しい力に喜ぶシンクは三人のワケあり美少女と出会う。戦いの度に剣を壊すミア、走り出したら止まれないキリエ、魔力が少なすぎる魔法使いのユイ…。彼女らの欠点を補う魔道具を作り、シンクは新たな仲間たちを最強に導いてゆく!!
共和政末期のローマ。宴会に押しかけては、偉人、賢人、神々までも酒の肴にして、放言や悪ふざけ、難癖つけに興じているローマ人士たち…予言予兆はあったのか、カエサルは暗殺され、安逸の日々は激変、人々の運命は変転する。