小説むすび | 2020年12月7日発売

2020年12月7日発売

水滸傳と金瓶梅の研究水滸傳と金瓶梅の研究

著者

小松謙

出版社

汲古書院

発売日

2020年12月7日 発売

ジャンル

序 章 第一部 『水滸傳』  第一章 『水滸傳』諸本考   一、『水滸傳』本文校勘作業の意義        二、金聖歎本の底本   三、容與堂本・無窮會藏本・遺香堂本・百二十回本の關係   四、嘉靖本                   五、嘉靖本と容與堂本・無窮會藏本・百二十回本   六、容與堂系諸本ーー三つの「容與堂本」と四知館本ーー   七、『水滸傳』テキストの展開  第二章 『水滸傳』石渠閣補刻本本文の研究   一、石渠閣補刻本に關わる從來の議論       二、石渠閣補刻本の性格   三、石渠閣補刻本の補刻部分           四、石渠閣補刻本の本文   五、石渠閣補刻本と他の版本の關係   六、石渠閣補刻本(京都大學文學研究科圖書館藏本)の價値  第三章 『水滸傳』本文の研究ーー文學的側面についてーー   一、『水滸傳』本文の繼承關係          二、本文の變化から何を明らかにしようとするのか   三、『水滸傳』本文の變遷(一)韻文の問題    四、『水滸傳』本文の變遷(二)文面の問題  第四章 『水滸傳』本文の研究ーー「表記」についてーー   一、白話文とは                 二、「表記」の問題とは   三、表記の模索(一)--新たな文字ーー     四、表記の模索(二)--適切な表記へーー   五、表記の模索(三)--文法的機能に卽應した書き分けーー            (1)liについて       (2)「的」と「得」について           六、結び  第五章 金聖歎本『水滸傳』考   一、金聖歎本について              二、金聖歎は何を行ったのか   三、金聖歎による本文改變1--どのような部分を改變したのかーー   四、金聖歎による本文改變2--改變内容ーー 第二部 『金瓶梅』  第六章 『金瓶梅』成立考             一、『金瓶梅』の特異性    二、『金瓶梅』は何を描こうとしているのか    三、『金瓶梅』創作の目的            四、『金瓶梅』に登場する人々     五、『金瓶梅』と「北虜南倭」     六、『金瓶梅』の作者 終 章             あとがき 索引

家康の江戸開府と国づくり家康の江戸開府と国づくり

出版社

三樹書房

発売日

2020年12月7日 発売

『戦国時代の終焉と天下人への道程』は信長、秀吉、家康。戦国時代の三人の英傑が、それぞれどのように天下人を目指したかを描く歴史三部作。戦国大名だけでなく、他の作品では滅多に登場しない家臣や地方豪族たちの動き、また当時の朝廷の様子についても丁寧に調べあげ、多数の文献と歴史上の事実をもとに、見えてきた三人の人物像を描き出す。 第三部の主役は徳川家康。関ヶ原合戦後、征夷大将軍に就任し、大坂の陣を経て、ついに豊臣家を滅ぼすに至る老獪な家康の手腕と、徳川の世を盤石にするための、江戸の大掛かりな開発への取り組み、さらにその死後の幕府の様子までを描く。エピローグでは、家康の孫娘を娶った後水尾天皇の行跡をみる。昭和天皇に次ぐ長寿で、譲位以後も長きにわたって朝廷の実力者として君臨した後水尾天皇の生き方を通して、二代将軍秀忠、三代将軍家光の時代の朝廷の在り方や、江戸幕府と朝廷との関わりをみていく。 戦乱の世が幕を閉じ、江戸が政治の中心になっていく、激しい変化の時代を生きた武将たちと、同時代の朝廷の姿を、従来にない視点で丁寧に描きあげた、著者渾身の作である。  作者のことば    第十三章 関ヶ原合戦の家康による後始末  第十四章 家康の征夷大将軍への就任  第十五章 江戸の開発と秀忠への将軍譲渡  第十六章 駿府城に移った家康  第十七章 禁教令と大坂の陣の前夜まで  第十八章 大坂の陣と家康の死  エピローグ   主要参考文献

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