2020年3月30日発売
“自分だけのマスターを見つけたい”とあおの下から旅立ったフレームアームズ・ガールたち。ある日、みんなと再会するも迅雷だけがいない。そんなとき、一つの小包があおに届く。この中身はもしや……と思ったら出てきたのは赤い迅雷だった!? 迅雷の姉だというFAガールは、ずっと妹を探しているが何故か会えていないらしい。姿をみせない迅雷が心配になってきた轟雷たちは、赤い迅雷と一緒になって迅雷を探すことに。そして轟雷は必死になって妹を探す赤い迅雷と行動するうちに「姉妹」という特別な関係に興味をもちはじめーー。赤い迅雷、ついにノベライズ参戦!
VRゲーム『リアデイル』に酷似した世界で生きていくことになったハイエルフ"ケーナ"こと各務桂菜は新たな義娘ルカや村人たちと騒がしくも穏やかな日々を送っていた。 そんなある日、ケーナはルカを長女のマイマイに会わせるため、宿屋の娘リットやメイドのロクシーヌを連れて再びフェルスケイロに旅立つことにーー。 盗賊たちの襲撃を受けつつも無事に到着するケーナたち。 すると、フェルスケイロに滞在するケーナの元に煙の姿をした守護者から、機能維持のためのMPが枯渇しかかった【守護者の塔】を救ってほしいとの連絡が入る。 なんと、その【守護者の塔】は水中を移動する100メートルを超えるシロナガスクジラ型だという……! ケーナはその塔を釣り上げるための作戦を立てるのだが……!? 200年後から始まるエルフの伝説、第4弾!!
まだ東西ドイツがあった頃のお話。15歳の男の子ミヒャエル・クッピシュは太陽通り(ゾンネンアレー)の「ベルリンの壁」近くに住んでいる。ゾンネンアレーは、西ベルリンから長く続く道で、最後の六十メートルだけが東ベルリンにある。あとちょっとで西側に住めたのに、とミヒャは思う。ローリング・ストーンズは「禁止」、外国に行くことも「禁止」、初めてもらったラブレターだって、国境地帯に飛んでいって、拾うことさえできやしない!ミヒャと、彼をとりまくおかしな人々による「ベルリンの壁コメディー」。 サブカルチャーの視点からユーモアとともに描く作風で、東ドイツ出身のもっとも人気のある作家のひとりトーマス・ブルスィヒの代表作。 マックス・ダウテンダイ・フェーダー・東京ドイツ文化センター賞2003年受賞
母・鄭靖和の『長江日記』に続き二代にわたって臨時政府の志を守り抜いた市井の韓国人の歴史的自伝。著者は1928年に大韓民国臨時政府で生まれ17歳で解放を迎え、南北分断・朝鮮戦争・独裁政権と続く激動の韓国現代史を言論人、実業家として誠実に生き抜く。