2021年3月22日発売
わしらの街にカープを連れてこいわしらの街にカープを連れてこい
「私たちはカープが大好きなんです。ここで、この福山でオープン戦ではなく、選手が真剣に戦うペナントレースを応援したいのです。どうか、どうか、私たちに力を貸してください」広島県福山市を舞台に、野球とカープを愛する主人公が、地元に新しい球場建設を目指して大奮闘。地元愛、野球愛、家族愛、そしてかけがえのない仲間たちーどれが欠けても夢は実現しない。「神ってる」展開に勇気を与えられる心温まるストーリー。お父ちゃんたちの“第二の青春”を爽快に描いた群像小説。
春を待つ春を待つ
愛する息子を喪い、未来をなくした夫婦は悲しみの果てに離別。平和だった家族は崩壊した。それから数年を経た命日の前日、夫は過去を忘れるために、息子の骨壼を抱え、心が凍てつき暗い家に引きこもる妻を訪ねる。だがその途上、夫は実の両親を亡くした少年と出会い、妻の家に一緒に泊まることに。その日から心に仄かな灯が生まれた…。
結婚という物語結婚という物語
生まれる愛、誓う愛、試される愛。ありふれた幸せな夫婦は、ある日夫にかけられた強姦の冤罪により、運命の試練にさらされー2019年女性小説賞受賞、NAACPイメージ・アワード受賞、アスペン・ワーズ文学賞受賞。
家にいるのに家に帰りたい家にいるのに家に帰りたい
誰かを責めるわけにはいかない現実にうずくまってしまっているあなたへ。心に灯をともす癒しの言葉たち。“わたしのためだけに書いてくれたみたい”-韓国で共感の声続々!
明けない夜の四日市明けない夜の四日市
一九七〇年前後に、新潟水俣病、富山イタイイタイ病、熊本水俣病と並び四大公害訴訟として法廷で争われた「四日市訴訟」に翻弄される家族たち。加害企業に勤める主人公と、四日市ぜん息の被害者になった父。そして病魔は幼い子供たちにも及ぶ。コンビナートと隣り合った港町に住む一家の、反対運動、住民訴訟をめぐっての苦悩を描いた。
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