2021年3月31日発売
モノローグテキストとイラストたっぷり!フォトエッセイシリーズ第3弾。カバーイラストの折り込みポスター付き。
超お嬢様学校で繰り広げられる姉×妹制度!ガールズラブコメディ(ガルコメ)・百合作品で大人気のライトノベル作家・みかみてれん氏が電撃G’sマガジン読者参加型企画として、毎月のアンケートをもとに物語の行く末を描いていった意欲作がついに単行本化!純真無垢な6人の姉の中から永遠の妹となる“ただひとり”を選ぶ日常系ガールズラブ(?)ストーリー。
クメールの遺物、持ち出してはならぬー。「預けたいものがある」兼業カメラマンの平山北斗が、恩師・樫野教授からの電話を受けて数日後、教授は不審死を遂げた。友人の栗原、教授の娘・夕子と遺品整理をした北斗は、謎の数字が書かれたメッセージと、150年前にフランス人探検家のL・ドラポルトが所持していた骸骨の人形をみつける。これらは一体何を意味するのか?真実を追う北斗たちを待ち受けていたのは、思いもよらない“秘宝”の争奪戦だった!乱歩賞作家がおくる“超ド級”トレジャーハント・ミステリー!
未婚の母として息子と二人で暮らしていた香奈枝は、友人の紹介で、恭一と出会った。高校生になった息子・真斗にも気を遣ってくれる彼とデートを重ねるたび、心惹かれる香奈枝。やがてお腹に新しい命が宿ったことがわかり二人は結婚する。これからは親子四人で幸せに暮らしていけると思っていた矢先、恭一が何者かに刺殺された。救急隊員に恭一は「知らない男に刺された」と言っていたが、犯行声明から香奈枝は真斗が犯人なのではないかと疑いを持つ…。島田荘司選第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。
島田荘司、陳浩基、知念実希人、陸秋槎、林千早、石黒順子、小野家由佳の7名の作家によるアンソロジー。翻訳は『ディオゲネス変奏曲』や『元年春之祭』などを手掛けた稲村文吾氏。 台湾の金車・島田荘司推理小説賞の出世頭、陳浩基氏と、日本の福山ミステリー文学新人賞の出世頭、知念実希人氏(略)勢いのある二人の書き下ろし作を獅子のお頭に仕立てて、上り調子の書き手たちの新作や、未発表作(略)、将来有望な才能たちの習作などを後方にしたがわせて、いわば獅子舞を目論んだというところである。(島田荘司氏 前書きより)
地図会社キョーリンの調査員・合志俊介。彼の仕事は日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めること。俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた。一つ、友のピンチは助けること、二つ、友の頼みは断らないこと、三つ、友に隠し事はしないこと。その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始めたー。
執事探偵×令嬢刑事のミステリ、新章始動! 本屋大賞第1位&シリーズ累計420万部突破の国民的ユーモアミステリ、待望の新章スタート!! 宝生麗子の後輩に天然キャラの新米刑事・若宮愛里が加わり、警視庁に栄転した風祭警部は大きなミスを犯して国立署に舞い戻り、新たなメンバーで難事件に挑むがーー!? 富豪の家で”無人だった”はずの部屋から発見された長男の首吊り死体の謎。鍵のかかった土蔵で見つかった骨董好きの老人の遺体と血文字のダイイング・メッセージの謎。雑居ビルの裏で発見された墜落死体とそのポケットに入っていた血の付いたナイフの謎。シェアハウスで殺された看護師と5つの目覚まし時計の謎。アパートで殺害されたイケメン大学生と建設作業員が”煙草を吸っている間に”目撃したという怪しい男の謎。 執事探偵・影山の推理と毒舌が冴えわたる、本格ミステリ全5編。 【編集担当からのおすすめ情報】 相変わらずマイペースで空気を読まない上司の風祭警部と、天然でドジっ娘な後輩の若宮刑事の間で捜査にあたる麗子の奮闘を、ぜひ応援してください。影山と風祭警部がたびたび披露する、華麗なる”トリックの実演”にも注目です!
専業主婦の杉山莉緒(りお)(40)は、高校2年生の一人息子・聖将(きよまさ)からのカミングアウトをファミレスで聞き、衝撃を受けた。交際相手を自宅のランチに招いたところ、20歳で一流大学2年生の藤本雄(ゆう)哉(や)は非の打ち所がない好青年。母親を早くに亡くし、家事は勿論、祖母の介護までしている苦学生で、何より聖将に勝るとも劣らないイケメンだった。ひとまず二人の交際を認めた莉緒だったが、夫・稲男(いねお)(45)にはなかなか切り出せない……。聖将&雄哉、盛夏の熱い恋の行方やいかに? 家族の絆があったかくしみる群像劇!