2021年8月17日発売
スラム街に君臨する二大徒党、エゾントファミリーとハーリアスは、莫大な金を生み出すスラム街の裏経済を巡って長年対立していた。その情勢の中、シェリルはアキラと一緒にヨノズカ駅遺跡から持ち帰った遺物を換金するために、遺物販売店の立ち上げを計画する。だがそれは、アキラとシェリルが二大徒党の大抗争に巻き込まれる切っ掛けとなってしまった。暗躍する情報屋ヴィオラ。意外な理由でアキラと再会したキャロル。二大徒党に狙われるシェリルの運命はー!?巨大な人型兵器まで現れた大抗争の中、二大徒党を同時に敵に回したアキラが、新たな装備で暴れ回る!!
映画好きの青年・江渡木はゾンビが存在し、映画でよくみる出来事が起きる「ゾンビ映画の世界」に転移してしまう。ゾンビに抗体をもつ女性・アリスに出会った江渡木は、彼女に一目惚れした結果、「口説き文句」を言ってしまうのだった!「きみが主人公の映画を僕に撮らせてくれ!」かくして二人はカメラ片手に世界を救うため旅立つことに!?
“我らが願いは…統一”北朝鮮の現政権が勝手に崩壊するという、韓国にとって理想的なシナリオが現実のものとなった朝鮮半島。しかしそこには、いまだ統一国家が成立してはいなかった。一般人の南北間の往来は禁じられ、朝鮮半島北部は無能な「統一過渡政府」のもと、貧困と暴力が蔓延し、麻薬組織が暗躍する無法地帯となり果てていた。つい何年か前まで、最も理想的と謳われていたシナリオ。それがいざ現実のものとなるや、餓鬼と修羅の跋扈する畜生道への扉が開かれたのだ。韓国で理想的に語られる筋書きが現実化した後の朝鮮半島を描いた近未来ディストピア小説。北の社会の実情をリアルに描き、読者を一気に引き込む話題作。
対米国力差から真に日本のことを考えるならば、大和型戦艦の建造計画は絶対に葬らねばならない!日本海軍リベラル派は、避けられぬ対米戦へ向け、大胆な航空主兵主義を打ち出した。その中心は、零戦および超零戦「烈風」へとつながる高性能戦闘機の開発と、装甲空母「信濃」らで構成する機動部隊の創設であった。しかし、造船、航空設計、海軍中枢で恩讐を忘れぬ国内の敵が牙を剥く。一方、日増しに緊張感の高まる日米関係。重度なる米海軍の挑発に耐え抜いていた日本に対し、しびれを切らしたルーズベルトは、ついに宣戦布告。台湾の日本軍基地に奇襲をしかけるのであった!